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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
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 平成26年度第2学期の成績が発表された。前日の0時前から
WAKABAにアクセスして、0時ちょうどにリロードしたが、成績が表示されるまで10分程度を要した。すべての単位が修得済みであることは裏技で確認済みであったが、気になるのは成績だ。

障害のある生活を支援する(’13) Ⓐ
リスク社会のライフデザイン(’14) Ⓐ
心理カウンセリング序説(’09) Ⓐ
思春期・青年期の心理臨床(’13) B
植物の科学(’09) B
生物界の変遷(’11) Ⓐ
西洋音楽史(’13) Ⓐ
メディアと学校教育(’13) Ⓐ

 結果は8課目中6科目がⒶ、2科目がBであった。「植物の科学(’09)」のBは覚悟していたが、「思春期・青年期の心理臨床(’13)」は、3問も間違えていたのだろうかというのが率直な感想。本来であれば、問題と解答を照らし合わせて、自分の理解が間違えていたところを修正するのであるが、
「思春期・青年期の心理臨床(’13)」は解答を公表していない。すべての選択肢を逐一吟味していけば、自分の間違いに気が付くのかもしれないが、既に履修が完了した科目にそこまでの労力を割いている暇はない。解答を公表しなければ、学生から公表された解答に疑義を申し立てることもできないのだから、学生のためというのは詭弁で、担当講師の責任逃れのための効用が大きいと言えるだろう。

 不本意な成績であるものの、生活と福祉コースに再入学して1年半で無事に卒業要件を満たすことができた。これで来学期は何も履修しなくても、自動的に卒業となるが、名誉学士を目指すからには、立ち止っている暇はない。

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 本日から平成27年度第1学期の科目登録申請が開始されたが、放送大学の学生間では裏技の解禁日と認識されている。

 「裏技」とは、成績発表前に履修情報を確認する方法で、具体的には、WAKABAから1学期の科目登録をするときに2学期に履修した科目を登録申請するという手法だ。当然のことながら、エラー表示がなされるのだが、このエラー表示が合格科目と不合格科目とで異なるというのだ。すなわち、「履修済みの放送科目は申請できません。」と出ると、合格している。一方、「履修中の放送科目は申請できません。」ならば不合格であるという。

 まずは、気になる自然と環境コースの専門科目である「生物界の変遷(’11)」と「植物の科学(’15)」の履修登録を試してみる。画面に異なるエラーメッセージが表示されたので、一瞬、どちらかの科目を落としたのかとドキリとしたが、よくよくエラーメッセージを確認すると、「生物界の変遷(’11)」は、「履修済みの放送科目は申請できません。」という定番のエラーメッセージ。もう一方の「植物の科学(’15)」は、「履修済みの放送科目の改訂後の科目は申請できません。」というものであった。「植物の科学(’09)」は、本年度で閉講となるため、本来であれば裏技による合否確認はできない。しかし、後継科目の「植物の科学(’15)」は、「植物の科学(’09)」の履修済み学生に履修を認めていないため、裏技が可能となっている。エラーメッセージが異なるのも、改訂後の科目である「植物の科学(’15)」の履修登録を行ったことによる影響に過ぎなかった。

 今回も裏技で確認する限りは、不合格となった科目は存在しないようなので安心する。もっとも、評価は散々な気もするが、こればかりは、正式な成績発表日である2月18日を待たねばならない。

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 これまで手付かずとなっていた情報コースの専門科目であったが、生活と福祉コースの卒業が視野に入ってきたこともあり、ようやく取り組む余裕が出てきた。最初から技術的要素の大きなバリバリの専門科目を履修してしまうと、玉砕するのは明白であるため、まずは情報の要素が乏しい周辺科目から攻めていく。最初のターゲットは本日7時限目の「メディアと学校教育(’13)」である。

 基本的に情報の専門科目というよりは、教育の場面でどのようにICTが活用されているかといった側面を学ぶ科目である。学習指導要領の規定や高等教育でのICTの活用事例、障害者に対するアシスティブ・テクノロジー、著作権と個人的には非常に興味が持てる内容であった。

 ただし、試験問題はなかなか悩ましい出題がされている。過去問を分析すると、放送大学の単位修得試験では珍しい選択式の穴埋め問題はともかく、著作権の詳細な内容や画像のファイルフォーマット、eラーニング運用を支援する職務など、詳細な知識も問われている。事前に著作権の範囲の印刷教材を読み直し、混乱しやすい画像のファイルフォーマットやeラーニング運用を支援する職務などを試験開始ギリギリまで確認していた。

 試験問題を確認すると、eラーニング運用を支援する職務が出題されていたので、してやったりと思ったのは束の間、印刷教材とは異なる表現で正誤の判断に悩む羽目となった。問10の①で、「eラーニング運用を支援する職務の一つのラーニングプロデューサとは、学習管理システムの管理運営を支援する職務である。」とあり、印刷教材におけるラーニングシステムプロデューサの職務内容は、「全般の運営に対する責務を担い、プロジェクト管理を行う。」とあったので、機械的に判断すれば誤りということになる。しかし、「学習管理システムの管理運営を支援する職務」と解釈することも可能ではないだろうかと思えてくるのである。結局、その他の選択肢を吟味して判断せざるを得なくなった。

 全体的には、放送教材や印刷教材も興味を持てるもので、しっかり学習しておけば単位を落とすようなことはないであろう。


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 6時限目の「障がいのある生活を支援する(’13)」は、生活と福祉コースで最後の専門科目となる。これまで、「子どもの生活と児童福祉(’11)」、「高齢者の生活保障(’11)」と学んできたので、「障がいのある生活を支援する(’13)」を学ぶことにより、児童福祉、高齢者福祉、障がい者福祉の3本柱を制覇したことになる。本来であれば、もっと早い段階で従前科目の「障がいと共に暮らす(’09)」を履修しようと考えていたのだが、障がい者福祉分野は、障害者自立支援法、総合自立支援法と法改正がめまぐるしく、最新の情報が反映されるまで履修を見送っていたのだ。おかげで、内容は改められたが、かつては持ち込み可能だった試験が、持ち込み不可になってしまった。

 しかしながら、「障がいのある生活を支援する(’13)」は持ち込み不可ではあるが、通信指導問題及び自習型問題からの出題がメインであるため、事前の対策を怠らなければ単位を取りこぼすことはない。今回も従来どおり10問の出題で、Ⓐは確実であろうと確信して退席しようとすると、周囲の受験生の解答が自分の解答とあまりにも違うことに驚いた。さすがに不安に駆られて、試験会場を退出後、印刷教材を確認したが、やはり自分の解答が正しいようである。それほど難しいとは思わなかったが、平均点がどの程度なのか気になるところだ。

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 持ち込みが可能で平均点が高く、放送大学ではオアシス科目(楽勝科目)として名高い科目が「西洋音楽史(’13)」である。当初は人間と文化コースの単位稼ぎに履修登録したが、断片的なクラシック音楽の知識が、この科目を受講したことにより体系的に理解できるようになった。ラジオ講義であるが、名曲と呼ばれるクラシック音楽を聴く時間が多いので、楽しく受講をすることができた。

 試験会場で周囲を見渡すと印刷教材のみを持ち込んでいる学生が多い。しかし、「西洋音楽史(’13)」は、通信指導問題、自習型問題や過去問からの出題も多い。事前にしっかり対策をしているので持ち込みする必要はないと考えているのかもしれないが、持ち込みをしておけば、記憶が曖昧な問題であっても、その場で参照できるので解答時間の節約になる。見直しの時間を利用して答え合わせもできるので、私は基本的に持ち込み可能な科目については、通信指導問題、自習型問題、過去問は必ず持ち込むようにしている。

 今回も出題数は10問で、通信指導問題、自習型問題、過去問をマスターしておけば満点が狙える出題であった。試験問題が簡単過ぎると憤慨する学生もいるようだが、オアシス科目に位置づけることで、これまでクラシック音楽にまったく興味を持たなかった人たちが、「西洋音楽史(’13)」を履修することで、クラシック音楽を知るきっかけを得ることになる。幅広い教養を身に付けるという観点からは、オアシス科目の効用というものが認められるのではなかろうか。

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 本日最後の受験科目は、6時限目の「植物の科学(’09)」である。来年度から「植物の科学(’15)」にリニューアルされるため、「植物の科学(’09)」は今学期で閉講となる。準備不足であったが、再試験を除けば最後の試験となるので、サービス問題が出題されるのではないかとの期待も持っていた。

 しかし、試験開始と同時に問題用紙を確認すると、そのような甘い期待は吹き飛んだ。ところどころい過去問と同じ出題もみられるとはいえ、今回の試験のために新たに用意されたと思われる問題も多い。しかも、2011年度第2学期までは10問の出題だったが、2012年度第1学期は12問、2012年第2学期からは15問となっていた出題数が、今学期からは20問の出題となっていた。15問であろうが、20問であろうが、時間切れになるよな出題数ではないが、通信指導問題や自習型問題、過去問だけをマスターしても太刀打ちはできないレベルになっている。おそらく、過去問を徹底的につぶせば最低限の単位はもらえるが、良い評価をもらうためには、放送授業や印刷教材を隅々まで理解しておく必要がある。

 しかも、出題内容も素直ではない。例えば、花器官のABCモデルの出題で、「B機能遺伝子が壊れた場合、作れなくなるものとして正しいものは以下のどれか」という出題に対して、印刷教材に沿った出題であれば、選択肢には、「花弁」、「雄ずい」という単語のいずれかが並んでも良さそうなものだが、実際に並べられた選択肢は、①花粉、②子房、③胚珠、④柱頭、⑤がく片という有様。機械的に印刷教材を暗記しただけでは正解が導き出せないようになっている。

 試験終了後、気になる箇所を確認してみたが、既に4問は確実に間違えている。残りが全問正解でも、評価はA止まりとなる。むしろ、現状では、B以下の可能性が極めて大きくなった。

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 午後からは4時限に「生物界の変遷(’11)」、6時限に「植物の科学(’09)」自然と環境コースの専門科目2科目の受験となる。いずれの科目もカタカナ用語が満載で、典型的な文科系の私にとっては、すんなり頭に入らない内容が多く、消化不良気味での受験を余儀なくされた。

 「生物界の変遷(’11)」は、既に「動物の科学(’09)」を履修済みであったため、多少は取り組みやすい科目ではあった。印刷教材が他の科目と比較して薄いのも気分的には楽になる。しかし、曖昧な知識は、言い回しを少し変えられると悩むことが多い。問1の最初の選択肢が、「化石の年代推定には、その化石が入っていた水成岩の放射性同位元素を調べるのがよく、付近の火成岩を用いるのは、その中に化石が残っていないので無理である。」という文章であったが、「化石の年代推定ー火成岩ー放射性同位元素」ということは理解していたが、水成岩にも放射性同位元素が含まれているのではないか、化石の入っている水成岩で放射性同位元素が得られるのであれば、年代推定は確実ではないか、という具合に悩みだしてしまう。

 終始このような状態で10問を解き終えたが、自信を持って正解と思える設問が少なく、成績が発表されるまで不安な日々が続きそうだ。

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 序説という科目名であるにもかかわらず、専門的で難しいという評判がある「心理カウンセリング序説(’09)」であるが、2013年度の平均点は、第1学期が77.5点、第2学期が82.8点とそれほど難易度が高いとも思えない。

 実際に受講してみてわかったことであるが、難しいと感じる理由は心理学の専門用語が解説なしに使われるからではなかろうか。本格的に勉強をするのであれば、心理学用語辞典を引きながら勉強するのが望ましいのであろうが、私はそれほど心理学に心酔していないので、適宜、インターネットの検索で調べて知識を補った。

 そのような学習でも、「心理カウンセリング序説(’09)」を受講して、掴みどころがないと感じていた心理学の体系が掴めるようになった。ラジオ講座の放送授業はほとんど聞き流しで終わってしまうことが多いのであるが、「心理カウンセリング序説(’09)」は、印刷教材で放送教材のテーマを予告してくれるので、問題意識をもって放送授業を受講することができ、理解の助けにもなった。これから受講を予定している方は、ぜひ、先に印刷教材に目を通すことをお薦めする。

 さて、試験問題であるが、出題数は15問で、傾向に変わりはない。試験問題もすべての設問が過去問の焼き直しであった。「心理カウンセリング序説(’09)」の試験対策としては、過去問を徹底的に潰すことが重要である。

 過去問対策というと、過去問の答えを丸暗記することと思い込んでいる方もいるようであるが、学習の段階ではすべての選択肢を吟味して、間違いの選択肢であれば、どこが間違っているのか、どこを直せば正しい選択肢になるのかを説明できるレベルを目指すように努めるべきである。そうすれば、選択肢の順序が入れ替えられていたり、一部が改変されても動じることなく対応することができる。今回の試験の結果もⒶを確信している。

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 昨日に続いての平日受験となる。今日は午前に2科目、午後に科目の4科目受験なので有給休暇を利用しての受験となる。平日とはいえ、昨日同様に受験者が多いのには驚いた。

 本日最初の受験科目は、2時限目の「思春期・青年期の心理臨床(’13)」である。「思春期・青年期の心理臨床(’13)」は、解答を公表しない科目の1つだ。かつては、解答の代わりに「ウェブ上の質問、また、手紙などでの問い合わせには、がっかりすることが多い。放送授業のみ、あるいは、印刷教材もまともに勉強せず、何も考えないで、問題が難しい、答えを教えてくれれば点が取れるなどの訴えがあった。非常に残念である。」という主任講師の辛辣なコメントが公開され、話題になったりもしたが、最近は淡々と解答を公表しない理由が述べられるだけになった。その理由とは、「心理臨床の基本は、感じ、考え、判断していくことにある。結果も大事ではあるが、そのプロセスを大事にしている。その結果が解答となりうる。」というもの。

 確かに、放送教材を視聴して、印刷教材を読み込んでおけば、合格点がもらえる試験レベルではある。しかしながら、「過食症は英語ではAnorexia nervosaという。」という具合に単純な知識を問うような出題も紛れており、心理臨床の基本である感じ、考え、判断していくプロセスを要しないで解答するような手抜き問題を出題するのはいかがなものかとも思ってしまった。

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 平成26年度第2学期の最初の試験は、初めての平日受験となった。もっとも、今日は1時限の「リスク社会のライフデザイン(’14)」のみなので、午後からの出勤に備えてスーツでの受験となる。これまでは週末の試験科目しか履修しなかったので、平日の試験にどれだけの学生が集まるのか興味があったが、1時限目でも意外に学生が多い。それも、シニア層だけではなく、20~30代と思われる世代が多いのには驚いた。スーツ姿のサラリーマンもちらほら見掛けた。

 さて、「リスク社会のライフデザイン(’14)」は、2014年度の新設科目であるため、過去問は1学期分しか存在しない。しかし、1学期の出題傾向を見る限り、4択で10問の出題であるうえ、通信指導問題や自習型問題に関連した出題となっている。難問奇問の出題もないので、印刷教材を読み込んで、通信指導問題や自習型問題の選択肢を1肢ずつ吟味していくというセオリーどおりの学習で挑んだ。

 今回の試験も、4択の10問。「現行民法において、家族とは何かという規定はない。」という選択肢について、民法第4編が「親族」であることから戸惑ってしまったが、印刷教材に「第2次世界大戦後の民主化の過程で、この家制度は廃止され、同時に「家族」の規定も削除された。」とあったことを思い出し、何とか正誤を判断することができた。その他にも、「G.P.マードックは、あらゆる時代・社会に普遍的な家族形態はないと主張した。」とか、「T.パーソンズは、近代化にともなって出現した格家族が、実は親族とさまざまなネットワークをもち「修正拡大家族」と呼ばれるべきだと主張した。」という具合に、学者の主張を覚えていないと対応できない問題もあったが、基本的には落とすような試験ではない。残り4単位となった生活と福祉コースのうち、2単位は手中に収めたと言えるのではなかろうか。

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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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