本日最後の受験科目は、6時限目の「植物の科学(’09)」である。来年度から「植物の科学(’15)」にリニューアルされるため、「植物の科学(’09)」は今学期で閉講となる。準備不足であったが、再試験を除けば最後の試験となるので、サービス問題が出題されるのではないかとの期待も持っていた。
しかし、試験開始と同時に問題用紙を確認すると、そのような甘い期待は吹き飛んだ。ところどころい過去問と同じ出題もみられるとはいえ、今回の試験のために新たに用意されたと思われる問題も多い。しかも、2011年度第2学期までは10問の出題だったが、2012年度第1学期は12問、2012年第2学期からは15問となっていた出題数が、今学期からは20問の出題となっていた。15問であろうが、20問であろうが、時間切れになるよな出題数ではないが、通信指導問題や自習型問題、過去問だけをマスターしても太刀打ちはできないレベルになっている。おそらく、過去問を徹底的につぶせば最低限の単位はもらえるが、良い評価をもらうためには、放送授業や印刷教材を隅々まで理解しておく必要がある。
しかも、出題内容も素直ではない。例えば、花器官のABCモデルの出題で、「B機能遺伝子が壊れた場合、作れなくなるものとして正しいものは以下のどれか」という出題に対して、印刷教材に沿った出題であれば、選択肢には、「花弁」、「雄ずい」という単語のいずれかが並んでも良さそうなものだが、実際に並べられた選択肢は、①花粉、②子房、③胚珠、④柱頭、⑤がく片という有様。機械的に印刷教材を暗記しただけでは正解が導き出せないようになっている。
試験終了後、気になる箇所を確認してみたが、既に4問は確実に間違えている。残りが全問正解でも、評価はA止まりとなる。むしろ、現状では、B以下の可能性が極めて大きくなった。
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