これまで手付かずとなっていた情報コースの専門科目であったが、生活と福祉コースの卒業が視野に入ってきたこともあり、ようやく取り組む余裕が出てきた。最初から技術的要素の大きなバリバリの専門科目を履修してしまうと、玉砕するのは明白であるため、まずは情報の要素が乏しい周辺科目から攻めていく。最初のターゲットは本日7時限目の「メディアと学校教育(’13)」である。
基本的に情報の専門科目というよりは、教育の場面でどのようにICTが活用されているかといった側面を学ぶ科目である。学習指導要領の規定や高等教育でのICTの活用事例、障害者に対するアシスティブ・テクノロジー、著作権と個人的には非常に興味が持てる内容であった。
ただし、試験問題はなかなか悩ましい出題がされている。過去問を分析すると、放送大学の単位修得試験では珍しい選択式の穴埋め問題はともかく、著作権の詳細な内容や画像のファイルフォーマット、eラーニング運用を支援する職務など、詳細な知識も問われている。事前に著作権の範囲の印刷教材を読み直し、混乱しやすい画像のファイルフォーマットやeラーニング運用を支援する職務などを試験開始ギリギリまで確認していた。
試験問題を確認すると、eラーニング運用を支援する職務が出題されていたので、してやったりと思ったのは束の間、印刷教材とは異なる表現で正誤の判断に悩む羽目となった。問10の①で、「eラーニング運用を支援する職務の一つのラーニングプロデューサとは、学習管理システムの管理運営を支援する職務である。」とあり、印刷教材におけるラーニングシステムプロデューサの職務内容は、「全般の運営に対する責務を担い、プロジェクト管理を行う。」とあったので、機械的に判断すれば誤りということになる。しかし、「学習管理システムの管理運営を支援する職務」と解釈することも可能ではないだろうかと思えてくるのである。結局、その他の選択肢を吟味して判断せざるを得なくなった。
全体的には、放送教材や印刷教材も興味を持てるもので、しっかり学習しておけば単位を落とすようなことはないであろう。
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