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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
 放送大学に入学して、初めて単位認定試験を自宅で受験する。単位認定試験を自宅で受験を可能にすれば、全国の放送大学生が学びやすい環境になると常々感じていたところであるが、不正防止の観点から自宅受験は導入できないというのが、これまでの放送大学の見解であった。新型コロナウイルス感染症という未曾有の事態に遭遇したとはいえ、放送大学が自宅受験に踏み切ったのは画期的である。ただし、その受験方法はマークシートを郵送で提出するというお粗末なもの。通信指導課題は、Web提出を認めているのだから、同システムを転用すれば、自宅受験システムを構築することは容易であると思われるのだが、情報システムは軽微な改良でも不具合が生じる可能性がある。放送大学としては、単位認定試験期間中にシステムトラブルが発生したら目も当てられないので、確実なマークシート方式を選択したのであろう。提出用のマークシートは事前に送付されており、形式はこれまで会場受験で配布されていたものと同じ様式であった。試験問題は、試験期間中に、事前通知されたパスワードを使ってシステムWAKABからダウンロードする。

 今回の受験科目は「メディア論(’18)」、「情報セキュリティと情報倫理(’18)」、「情報化社会におけるメディア教育(’20)」、「日常生活のデジタルメディア(’18)」、「情報化社会と国際ボランティア(‘19)」の5科目である。いつもであれば、時間割を気にしながらの受験となるが、今回は時間という制約からは完全に解き放たれる。しかも、事実上、全科目持ち込み可能科目扱いだ。さぞかし平均点は高くなることであろう。試験問題は、試験期間開始の1月13日(木)にすべてダウンロードし、プリントアウトしておいた。

 「メディア論(’18)」は、四肢択一で全10問。「情報セキュリティと情報倫理(’18)」は、五肢択一で全15問。「情報化社会におけるメディア教育(’20)」は、四肢択一で全10問。「日常生活のデジタルメディア(’18)」は、五肢択一で全10問。「情報化社会と国際ボランティア(‘19)」は、四肢択一で全15問。出題形式は、過去問と相違ない形式、問題レベルも従来と変わらないが、特筆すべき点は、やはり過去問からの出題が激減しているところであろう。会場試験のときは、過去問と同じ出題も散見されたため、過去問対策を講じておけばそれなりの点数が確保できた。しかし、さすがに自宅受験で過去問を参照されたらたまらないという出題者の意図であろうか、過去問と同じ問題はほぼ出題されなかった。

 会場受験と同じように、選択肢の正誤判定は誤っている部分に下線を引いて、余白に正しい選択肢になるように訂正を入れていく。時間はあるので、マークシートの記入ミスがないかを念入りに確認してから、専用封筒を封緘した。


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 令和元年度第2学期最後の単位認定試験は、7時限目の
「情報・メディアと法(’18)」である。持ち込み可能科目であるうえ、知的財産権に関する出題が多く、比較的取組み易い科目である。6時限目の「情報社会のユニバーサルデザイン(’19)」で集中力を使い切ってしまったので、最後に持ち込み可能で素直な出題が多い「情報・メディアと法(’18)」で締めくくるのは、単位認定試験の時間割としては、理想的である。

 問題は、4肢択一式が10問の出題。基本的な事項を問う問題が多いので、その都度、印刷教材で確認しても対応できそうな出題である。事前準備を怠らなければ、なおさらである。

 午前中から夕方まで丸一日をキャンパスプラザ京都で拘束されることになったが、情報コースで最初の単位修得試験を無事に終えることができた。

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 2科目目は、6時限目の
「情報社会のユニバーサルデザイン(’19)」である。主任講師の関根千佳教授とは、ちょうどこの科目の前身である「情報社会のユニバーサルデザイン(’14)」を収録しているタイミングで仕事をご一緒させていただいたことがあり、研究室での雑談で収録の様子をお聞かせいただいたこともあった。そんなご縁もあったことから、この科目だけはあまりお粗末な成績を修めるわけにはいかない。関根教授には「情報社会のユニバーサルデザイン(’19)」を履修していることは報告していないが、お粗末な結果であることがバレたら、直接お叱りの連絡があるかもしれない。

 前身の「情報社会のユニバーサルデザイン(’14)」のときは、開講直後の試験の平均点が86.5点だったの対して、2回目の試験の平均点は59.8点という反動があった。奇しくも、今回は開講2回目の試験。問題が難しくなるのではないかとの不安もあったが、4肢択一10問の出題は、これまでの傾向を踏襲するものであった。2019年度開講科目であるが、基本的には「情報社会のユニバーサルデザイン(’14)」の改訂版。開講直後の前回の平均点は68.7点であったから、試験を重ねるうちに、出題も安定してきたのであろう。とりあえず、関根教授のお叱りを受けるような成績ではないと思われる。

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 第1学期は履修科目がなかったため、今回が令和初の単位認定試験となる。記念すべき科目は、本日2時限目の
「著作権法(’18)」である。印刷教材・ノート、六法の持ち込みが許可されており、勉強しなくても何とかなるのではないかと思うのは大間違いで、表紙を含めて11ページ、出題数は20問の択一式問題が出題される。以前受けた「著作権法概論(’10)」では、確認を含めると試験時間がぎりぎりだっと記憶しているので、今回は早めの解答を心掛ける。

 今回も事前勉強をしなかった学生にとっては厳しい試験であったかと思うが、印刷教材を一読していた学生にとっては、手応えのある結果になったのではなかろうか。早めの解答を心掛けたので、見直しにも余裕が生じ、無事に途中退出することができた。六法は今回も御守代わりに過ぎなかった。

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 今学期最後の試験は、「映像メディアとCGの基礎(’12)」である。初心者でも取り組みやすい情報コースの専門科目であるが、この科目も今回履修することによって、将来情報コースに在籍する際の禍根となる。「映像メディアとCGの基礎(’12)」自体は今年度で閉講となるが、後継科目となる「CGと画像合成の基礎(’16)」が履修制限の対象となるからだ。この科目も将来を見据えて情報コースの単位を積み上げるために履修したものであった。単位は不要なので学費を返せと言いたい学生は私だけではないであろう。

 さて
、「映像メディアとCGの基礎(’12)」の前半は撮影に関する講義で、大変興味深い内容であったが改めてカメラワークや編集の難しさを認識させられるものであった。後半は、CGについての講義であるが、やはり初心者には荷が重い。それでも、過去問対策から印刷教材の読み込みを続けた結果、今回の単位認定試験では、過去問からの出題ばかりで試験開始早々に合格を確信する。閉講科目というものは、概ね過去問からの寄せ集め問題が出題される傾向が高い。後継科目を任されていれば、そちらの準備に手をとられ、試験問題の作成に時間を割けなくなる。後継科目がなければ、担当講師の熱意が薄れ、試験問題の作成にも熱が入らないということであろうか。いずれにしても、モチベーションが上がらない状態での受験であったが、今学期の試験は無事に終えることができた。

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 平成27年度第1学期最初の試験は、「情報機器用者の調査法(’12)」となる。もともとは、人間と文化コースの専門科目として開講したが、平成25年度に情報コースの新設に伴い、情報コースの専門科目に読み替えが行われた経過がある。それゆえ、情報コースの専門科目としては、比較的取り組みやすい科目であり、文系人間が情報コースの単位を稼ぐのであれば外せない科目である。しかし、この科目は、本年度での閉講が既に発表されている。

 「情報機器利用者」という修飾語が付いているものの、内容はいわゆる社会調査法と呼ばれるものであり、敷居はそれほど高くはない。心理学的な要素も加味された科目である。ところが、この科目の受験者は、京都学習センターでも5名という不人気ぶりでは、閉講もやむを得ないか。

 出題は、択一式で15問と例年通りの傾向。過去問からの出題もあり、改めて過去問対策の重要性を認識する。

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 これまで手付かずとなっていた情報コースの専門科目であったが、生活と福祉コースの卒業が視野に入ってきたこともあり、ようやく取り組む余裕が出てきた。最初から技術的要素の大きなバリバリの専門科目を履修してしまうと、玉砕するのは明白であるため、まずは情報の要素が乏しい周辺科目から攻めていく。最初のターゲットは本日7時限目の「メディアと学校教育(’13)」である。

 基本的に情報の専門科目というよりは、教育の場面でどのようにICTが活用されているかといった側面を学ぶ科目である。学習指導要領の規定や高等教育でのICTの活用事例、障害者に対するアシスティブ・テクノロジー、著作権と個人的には非常に興味が持てる内容であった。

 ただし、試験問題はなかなか悩ましい出題がされている。過去問を分析すると、放送大学の単位修得試験では珍しい選択式の穴埋め問題はともかく、著作権の詳細な内容や画像のファイルフォーマット、eラーニング運用を支援する職務など、詳細な知識も問われている。事前に著作権の範囲の印刷教材を読み直し、混乱しやすい画像のファイルフォーマットやeラーニング運用を支援する職務などを試験開始ギリギリまで確認していた。

 試験問題を確認すると、eラーニング運用を支援する職務が出題されていたので、してやったりと思ったのは束の間、印刷教材とは異なる表現で正誤の判断に悩む羽目となった。問10の①で、「eラーニング運用を支援する職務の一つのラーニングプロデューサとは、学習管理システムの管理運営を支援する職務である。」とあり、印刷教材におけるラーニングシステムプロデューサの職務内容は、「全般の運営に対する責務を担い、プロジェクト管理を行う。」とあったので、機械的に判断すれば誤りということになる。しかし、「学習管理システムの管理運営を支援する職務」と解釈することも可能ではないだろうかと思えてくるのである。結局、その他の選択肢を吟味して判断せざるを得なくなった。

 全体的には、放送教材や印刷教材も興味を持てるもので、しっかり学習しておけば単位を落とすようなことはないであろう。


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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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