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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
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 京都学習センターに立ち寄り、学位記授与式で学生証を回収されて以来、約1箇月ぶりに放送大学の学生証を手にした。手続きは簡単で、入学許可証を提示して、受領証にサインをするだけである。10月からは心理と教育コースの学生であるが、放送大学の学生証には、専攻が記載されていないので、見た目は生活と福祉コースと何ら変わりがない。ただ、有効期限が平成29年9月30日までとなっている。ついでに、「学校学生生徒旅客運賃割引証」(いわゆる学割証)の発行も済ませる。JRの回数券が2割引で購入できるので重宝している。

 せっかくなので、生活と福祉コースを修了したこともあり、卒業証明書と成績証明書の発行をしてみた。こちらは1通当たり200円の手数料が必要になる。発行された証明書は、面白いことにどちらも2枚組になっており、1枚目には、最初に卒業した社会と産業コース在籍中に取得した成績証明書と卒業証明書が付けられていた。この方式であると、卒業回数ごとに証明書の枚数が増えていくことになる。しかも、成績証明書は当該コース在籍時に履修した科目の成績のみが掲載されるため、例えば再入学前に当該コースの単位を取得済みであったりすると、白紙の成績証明書が発行される可能性もあるわけである。それはそれで面白いかもしれないが、2年間を無駄に過ごすことになるので挑戦する気はない。

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 Yahoo!のトップページに登場した毎日新聞の記事。現役の放大生としては、気になる記事だ。問題となっているのは平成27年7月26日に670人が受験した「日本美術史」の第1学期の単位認定試験である。放送大学が「現政権への批判が書かれていて不適切」として、試験問題の公開の際に、該当箇所を削除していたというもの。この問題は、学生間では試験問題公開時に話題になっていたので、今さら感が否めないが、安全保障関連法案を念頭に置いたものであったため、法案成立前に記事にできなかったのかもしれない。

 さて、削除された箇所の内容は、今回の記事で初めて知ったのであるが、問題視されたのは問題文の導入部5行で、「現在の政権は、日本が再び戦争をするための体制を整えつつある。平和と自国民を守るのが目的というが、ほとんどの戦争はそういう口実で起きる。1931年の満州事変に始まる戦争もそうだった」。「表現の自由を抑圧し情報をコントロールすることは、国民から批判する力を奪う有効な手段だった」。という表現があったとのこと。確かに、出題者の主観が強いものではあるが、大騒ぎするほどのことではないというのが率直な感想。

 問題の発端は、試験を受けた学生のクレームから始まったようであるが、クレームを付ける学生も大人気ないし、過剰反応した大学の対応もどうかと思う。この問題は、出題した佐藤康宏客員教授の辞任にまで発展したが、これが政治的中立性を保てないと評価されるのであれば、例えば、現在の日本の福祉制度を批判的に捉えている福祉系の講義などはすべて政治的中立性を保っていないと評価されるべきであろう。


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  平成27年度第1学期の成績発表直後に申請した放送大学エキスパートの認証状が届いた。放送大学エキスパートとは、放送大学が指定する特定の授業科目群を履修することにより、ある分野に目的・関心を持ち、そのための学習を体系的に行ったことを証明する制度である。学校教育法第105条の履修証明制度に基づくものであり、認証状には「学校教育法第105条の規定に基づいていること」が明記されるというもの。認証日は平成27年8月31日で、申請した日の属する月の末日となっている。

 平成27年度第1学期までに履修した単位で、認証要件を満たしているものすべてに対して申請を行った結果、福祉コーディネータープラン、社会生活企画プラン、市民活動支援プラン、次世代育成支援プラン、芸術系博物館プラン、地域貢献リーダー人材育成プランの6プランの認証を受けることができた。プラン名だけ見ると仰々しいが、所詮は科目群の履修証明を受けただけなので、公的資格とは異なり何のメリットもない。もっとも、それを言い出せば、名誉学生になることも放送大学から認証されるという意味ではまったく同じことであろう。まあ、卒業目指している学生にとっては、身近な目標があった方が頑張れるので、そういう意味では放送大学エキスパート制度も有効ではなかろうか。

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  印刷教材が届いたにもかかわらず、いつまで経っても届かなかった「入学許可証」がようやく届いた。発行日こそ平成27年9月24日となっているが、到着したのは新学期前日である。「入学許可証」は単なる圧着ハガキであるが、この「入学許可証」を提示して所属の学習センターで学生証を受け取るシステムであるため、非常に重要な書類なのである。「入学許可証」を紛失しないうちに京都学習センターへ赴くことにしよう。


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平成27年度第2学期の印刷教材が届いた。システムWAKABAでは、9月22日付けで発送済となっているので、発送から2日で到着したのは妥当なところであろう。いつもは2個口で発送されていた印刷教材であるが、今回は履修登録を5科目にセーブしたために、1個口での発送となっている。

 シルバーウィークまでに届かなかったの不満が残るが、「博物館展示論(’12)」については、放送教材の視聴を終え、過去問も平成24年度以降の問題を一通り解き終えた。「数学の歴史(’13)」も放送教材を第14講まで視聴し終えているが、計算式はじっくり考えないと理解できない。もっとも、この科目に計算が不要なことは事前にリサーチ済みである。「映像メディアとCGの基礎(’12)」と「児童・生徒指導の理論と実践(’11)」は中盤までの視聴。ラジオ科目の「心理学研究法(’14)」だけが手つかずの状況である。放送教材の視聴を早めに終わらせて、印刷教材と過去問対策に時間を掛けたいと思っているが、なかなか予定通りに進まないところが悩ましい。

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 受付時間の13時になったので、キャンパスプラザ京都4階の第3講義室に向かう。午前中は、生活と福祉コースの卒業生であったが、今度は心理と教育コースの新入生である。結局、入学許可証は届かなかったが、学生証を受け取る際に必要なもので、入学者の集いに参加するために提示を求められることはなかった。継続入学の学生は、10月以降でなければ学生証が交付されないので支障はない。シルバーウィークではあるが、かなりの出席者が集まっていた。京都観光を兼ねて遠方から出席している人もいるのかもしれない。



 最初は岡部学長のVTRが流れる。4年前は、東日本大震災直後で、黙祷が行われたが、さすがにそのような儀式は存在しなかった。岡部学長のあいさつも最初で最後になる。教養というものについて、専門科目を勉強するための基礎体力に該当するものであると述べられていた。



 続いて江崎所長は、放送大学の学歌について、放送大学の理念が表れていると説明されていた。そう言えば、4年前の新入生の集いでは、学歌斉唱があったように記憶しているが、今回は学歌斉唱がない。新入生が学歌を覚えていないので、プログラムから外したのかもしれないが、懸命な判断だと思う。もっとも、音楽の時間に練習させられることがないので、大学では学歌を歌えない人が圧倒的に多いと思うが・・・。その後、学習センターの利用方法等の説明を事務局から行い、休憩となる。



 14時からは、京都大学フィールド科学教育センターの荒井修亮教授による入学者歓迎特別ミニ講義が開催される。荒井教授は、京都学習センターで自然と環境コースの面接授業も担当されており、今後の面接授業の履修する際の参考になるであろう。今回のテーマは「海と海の生き物~見えないものを観る~」であったが、前座の「海の流れはどうして起こる?」という黒潮をテーマにしたお話しでタイムアップになってしまった。一般的に大学の講義は、90分であろから、45分講義というのは勝手が違うのであろう。意識を失うことなく45分を過ごせる講義であったことから、安心して受講できそうだ。4年前のミニ講義では、爆睡してしまったような気がする。



 さて、今回の入学者の集いで配布された放送大学グッズは、印刷教材にフィットしたブックカバーとこすると消える蛍光ペンのセレクトであった。4年前のマウスパッドと比較すると、格段に実用的なグッズで、このセレクトは絶賛したい。京都学習センターオリジナルのブックカバーは、レアものであることには間違いない。

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 今回は、入学者の集いに参加するため、京都同窓会主催の祝賀懇親会への参加を見送ったため、昼食にキャンパスプラザ京都近くの「京都伏見ラーメン萬福」に立ち寄った。もう20年近く前に、龍谷大学深草キャンパス近くの西浦本店に行ったことがあったが、その後、西浦本店は閉店。現在は下鳥羽本店と京都駅前店で営業を続けている。

 単位認定試験の昼食時などに立ち寄ろうと考えたこともあったが、安くはないのでなかなか足が向かなかった。今回は、学位記授与式があったこともあり、少しぐらいは贅沢をしてもいいだろうと京都駅前店を目指す。

 カウンターのみの小さな店舗で、一番奥の席に案内される。メニューは醤油と味噌が基本で、特製にすると150円増し。何が特製なのかというとチャーシューが特製になるらしい。せっかくなので、「特製しょうゆラーメン(大盛)」(1,050円)を注文した。偶然にも隣の客が「チャーシュー麺(しょうゆ)」(850円)を注文したので、特製とどこが違うのか見比べてみたが、チャーシュー麺のチャーシューは、小ぶりのチャーシューであるのに対して、特製ラーメンのチャーシューは大きめのチャーシューが並んでいた。どちらがうまいのかは比較してみないとわからない。

 麺は細麺で、スープは少々辛めだが、濃厚というよりはあっさりとした感じである。立地的には訪問する余地はいくらでもあるのだが、やみつきになる程でもなく、ラーメンを食べたいのであれば学生割引のある「天下一品八条口店」の方がコストパフォーマンスは高いと思ってしまうのであった。

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 写真撮影に続いて、懇親会が開催された。缶ビールとお菓子という簡素なものであるが、懇親会という目的からすれば、立食パーティのように食べることに専念する必要がないので、会話はしやすい。2年前は年輩者ばかりの懇親会であったが、今回は20代、30代の若手も多かった。同じテーブルで、高校を卒業して就職し、放送大学で大卒資格を取得した方と一緒になる。なかなか向学心が旺盛で、話題も豊富。どうして、高校卒業後に大学へ進学しなかったのかを聞きたいぐらい優秀な年下の卒業生に感心した。10月からは心理と教育コースに再入学するとのことであったので、2年後の学位記授与式での再会を約束した。



 江崎所長は、各テーブルを回りながら、現在の放送大学の運営をどのように改善していけばいいのか卒業生の意見を聞いて回っていた。面接授業の競争率が高いことを気にしていたので、キャンパスプラザ京都を会場にすれば大規模な授業が可能ではないかと伝えたが、会場を抑える競争率が高いので難しいとのこと。また、週末に仕事をしている人も多いので、平日開催の授業も増やしたいとのことであった。リタイア組は週末にこだわる必要がないので、平日の授業でも差し支えないであろう。今後は、定期的にこのような懇親会を開催したいとのことで、今後の江崎所長の運営手腕に期待したい。

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 放送大学京都学習センターで開催された学位記授与式に出席した。9月中に学習センターを使うつもりだったので、今回は学生証を手元に残しておくつもりだったが、前回とは異なり、受付で否応なしに学生証を回収されてしまう。


 

 受付開始時刻の9時30分に会場入りしたが既に先客が1名いた。張り出された名簿によれば、今回の学位記授与式出席者は24名で、内訳は、生活と福祉コースが4名、心理と教育コースが7名、社会と産業コースが6名、人間と文化コースが5名、自然と環境コースが2名となっていた。情報コースは誰もいなかった。学位記は予想通り生活と福祉コースからの授与であったが、残念ながら4番手で、平成27年度第1学期で全国最初の学位記授与はならなかったが、全国で4番目に早く学位記を手にしたことになる。

 

 10時になると、京都学習センター江崎信芳所長、放送大学京都同窓会津野和子会長が入室してきた。今年4月に赴任されて、実際にお顔を拝見するのは今回が初めてである。学歌斉唱に続いて、出席者全員に江崎所長から個別に学位記が手渡された。通常は、最初の学生だけ全文を読み上げ、2人目以降は以下同文であるが、江崎所長は全員の学位記をすべて読み上げた。江崎所長のお人柄が伺える。



 続いて、江崎所長の祝辞となる。卒業式は英語でgraduationが一般的であるが、アメリカではcommencementを使うという。commencementには、始まりという意味があり、日本では卒業が終わりという認識であるが、これからが始まりであるという激励をいただいた。私の場合は、これからが正に心理と教育コースの始まりである。

 

 津野会長から同窓会についての説明があり、今年は25周年を記念して、ピンバッジを作成したとのこと。卒業の記念として、せっかくなので購入することにした。マナピーとシンボルマークをデザインした2種類があり、1つ500円。せっかくなので2種類とも購入したが、シンボルマークのカラーが黒字に金のラインで、ブルーでないのが残念。

 

 式典終了後に続いて記念撮影が行われた。写真は後日郵送されてくるはずである。気になるのは卒業の記念品で、2年前と同様に「BOOK STOPER」があったが、今回はその他にもタオルやシール、ボールペン、付箋までセットになっており、少しだけ豪華になっていた。

 

 2年ぶりに手にした学位記は、前回より学位記番号が9393番増えており、2年間で1万人近い学生が卒業していたことがわかる。前回同様に岡部洋一学長名であるが、任期の関係から岡部学長名義の学位記は今回が最後になる予定だ。


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 平成27年度第2学期の入学金18,000円と5科目分の学費55,000円の合計73,000円をインターネットバンキングでの支払い手続きを済ませた。放送大学ではインターネットバンキングでの支払いを推奨していないが、かつて学費が10万円を超えたときに、ATMで受け付けてもらえなかったのを機会に禁断のインターネットバンキング支払いに切り替えたのだ。

 しかも、今回は、振込期限が従来の月末から9月15日(火)に繰り上げられている。これまでは、印刷教材を新学期までに届けることができる目安の入金日が示されていただけであるが、今学期からは正式な入金期限に格上げされたようである。しかしながら、金融機関の取り扱い日が2日間しかないというのはいかがなものか。毎日、金融機関に足を運べる環境にあれば問題はないのだが、平日の日中に時間を確保しにくい人も少なからずいるのではなかろうか。そろそろインターネットバンキングを正式に認めるか、クレジットカード払いを認めて欲しいものである。

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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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