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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
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 本日は、終戦から70年の節目の日。しかし、多くの放送大学生にとっては、終戦の日よりも、平成27年度第1学期の裏技解禁日としての認識が強いのではなかろうか。午前9時から平成27年度第2学期の科目登録申請が開始されたが、第1学期の単位修得試験の合否を確認する裏技解禁でもある。

 「裏技」とは、成績発表前に履修情報を確認する方法で、具体的には、WAKABAから2学期の科目登録をするときに1学期に履修した科目を登録申請するという手法だ。当然のことながら、エラー表示がなされるのだが、このエラー表示が合格科目と不合格科目とで異なるというのだ。すなわち、「履修済みの放送科目は申請できません。」と出ると、合格している。一方、「履修中の放送科目は申請できません。」ならば不合格であるという。

 さらに今学期は、卒業も予定しているので、卒業の可否についても裏技で確認できる。継続申請の際に、今回卒業を予定しているコースを選択して申請すると、卒業が確定していれば、「過去に卒業した専攻に対応するコースは選択できません。」というエラーメッセージが表示されるのである。



 現在、所属している生活と福祉コースは、既に専門科目30単位が揃っているため、裏技を活用する必要性が乏しいのであるが、念のため、生活と福祉コースを選択して継続申請を行うと無事に「過去に卒業した専攻に対応するコースは選択できません。」というエラーメッセージが表示された。これで社会と産業コースに続く2冠が確定した。



 続いて、自信が持てなかった心理と教育コースの専門科目である「精神分析とユング心理学(’11)」の履修登録を試してみる。「履修済みの放送科目は申請できません。」という定番のエラーメッセージが表示され、何とか単位は修得できたようだ。評価は散々な気もするが、こればかりは、正式な成績発表日である8月19日を待たねばならない。



 「精神分析とユング心理学(’11)」が合格していれば、残りの科目はまったく問題ないのであるが、試しに裏技で確認すると、いずれの科目も
「履修済みの放送科目は申請できません。」という定番のエラーメッセージが表示され安泰。心置きなく2学期の履修登録を行うことができそうだ。

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 平成27年度第1学期の締め括りは、6時限目の「博物館情報・メディア論(’13)」となる。博物館学芸員資格科目では、「博物館資料保存論(’12)」に次ぐ難易度との評判である。確かに、過去4回の試験問題を確認する限り、過去問と同じ問題が出題されたことはない。印刷教材を念入りに読み込んでおかないと、これまでの試験は太刀打ちできなかった。しかしながら、過去問対策を怠った失敗は「精神分析とユング心理学(’11)」で思い知らされたので、試験直前の時間は、過去問の確認に専念することにした。結果的に、この選択は正解であった。

 試験問題を確認すると、択一式10問の出題で、直前に見覚えのある問題が並んでいる。奇しくも、過去4回の試験実績だけで、過去問は出題されないと判断するのは早計である証明となった。やはり、過去問対策というのは、放送大学の単位修得試験では重要であると言えよう。


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 平成27年度第1学期の単位認定試験最終日も、京都は最高気温39℃という猛暑日となった。心なしか昨日よりも冷房が効いているように感じた。館内の設定温度を引き下げたのかもしれない。

 3時限目の「博物館概論(’11)」は、共通科目であり、グランドスラムを目指すに当たっては、不要な科目である。しかし、博物館学芸員科目の基礎科目に該当するうえ、この科目を履修することにより、科目群履修認証制度「放送大学エキスパート」のうち、芸術系博物館プラン、歴史系博物館プラン、自然系博物館プランが射程圏内に入ってくる。

 しかしながら、試験の平均点と比較して、印刷教材の内容は難しい。今学期の試験を控えて、最初に取り組んだのが「博物館概論(’11)」であったが、印刷教材を読み込むのに想定以上の時間を要してしまった。

 出題数は、択一式の10問。見覚えのある問題が並んでいる。通信指導問題や自習型問題、過去問からもかなりの割合での出題が見受けられた。初見の問題は1問だけである。もっとも、
「博物館概論(’11)」は共通科目であり、当初は受験を想定していなかったため、これまで公開されていた過去問を保存していなかったため、過去問からの出題であった可能性もある。

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 猛暑日最後の試験は、8時限目の「博物館資料論(’12)」である。明日に受験予定である「博物館概論(’11)」や2時限目に受験した「博物館資料保存論(’12)」とも関連性の高い科目である。もっとも、持ち込みが可能で、過去問からの出題も多いので、単位稼ぎのために受講する学生も多いようだ。

 今回も択一式10問の出題で、通信指導問題、自習型問題、過去問からの出題は、10題中9題というものであった。答えを書き写すだけで90点が取れてしまう科目というのも珍しい。ところが、周囲の受験生を見ていると、通信指導問題や自習型問題、過去問を参照している受験生は少ない。そもそも印刷教材以外は何も持ち込まない受験生が多いのである。試験問題が易しいので印刷教材だけで十分と考えているのか、過去問はもちろん、通信指導問題や自習型問題すら対策を講じていない、準備をしていないという学生が多いのかは不明である。

 また、この時間にちょっとしたトラブルが発生した。試験開始後、30分が経過していないにもかかわらず、退出をしようとした学生がいたのだ。試験監督と押し問答を行い、他の受験生にとっては迷惑なことこの上ない。退出禁止に納得しない学生に対しては、答案を無効にして即刻退出させるなど、毅然とした対応をしてもらいたい。いつまでも、押し問答をされては、他の学生に迷惑である。


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 今回の単位修得試験で最も準備不足で挑むことになったのが、「精神分析とユング心理学(’11)」である。前学期に履修した「心理カウンセリング序説(’09)」の姉妹科目ということで履修したのであるが、結果的に余力で何とかなるような科目ではなかった。

 博物館関係科目の対策に時間を費やしてしまい、対策が後手になってしまったのが「精神分析とユング心理学(’11)」である。放送教材を聞き流し、印刷教材は通読したものの、通信指導問題や自習型問題、過去問の対策には手を付けられない状態で試験当日を迎えた。3時限目の「日本文学の読み方(’09)」の終了後に通信指導問題と自習型問題に取り組んだものの、時間切れで過去問には、ほとんど手を付けることができなかった。

 
「精神分析とユング学の分野は、放送教材からの出題がある。この情報は、事前に入手していたが、十分な対策を講じることができないままで試験に挑んでしまったため、惨敗状態。しかも、確実な得点源である過去問と同一の出題問題を落とすという痛恨の失敗をしてしまった。放送大学で初めての再履修となる可能性が濃厚となった。


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 猛暑日での単位修得試験の2科目目は、3時限目の「日本文学の読み方(’09)」である。既に開講から6年目を迎えており、本年度で閉講が発表されている。

 「日本文学の読み方(’09)」
は、持ち込み可能で平均点が高いことからオアシス科目(楽勝科目)とて知られているが、島内裕子准教授が担当する科目は、平均点が示しているほど、楽して単位が取れる科目ではない。その理由は、通信指導問題や自習型問題、過去問からの出題が少ないうえ、印刷教材からは万遍なく出題されるからだ。目次や索引を活用すれば、印刷教材の該当箇所にたどり着くことはできるのだが、そこから正解を導くためには、試験時間中に印刷教材の該当箇所から読み取らなくてはならない。出題数10問の択一式試験であるにも関わらず、途中退出が少ないのは、試験時間中に四苦八苦している学生が多い証拠だ。

 今回も択一式10問の出題と例年通りの傾向。過去問からの出題もみられ、閉講年度なので、単位を落とすことのないように島内准教授の学生に対する心遣いであろうか。しかしながら、初見の問題は、やはり印刷教材でしっかり確認する必要が生じ、退出可能時刻である12時05分を経過しても、誰も退出する様子はない。私も、途中退出時間ギリギリの12時20分にようやく退出することができた。


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 最高気温が38℃の猛暑日に平成27年度第2学期単位認定試験のピークを迎える。試験会場となる京都キャンパスプラザのロビーは、ほとんど冷房が効いていない。試験会場となる5階の第1講義室は、多少はマシではあるものの、噴き出した汗は流れ続けて止まらない。


 最悪のコンディションで挑む最初の試験は、2時限目の「博物館資料保存論(’12)」である。博物館学芸員科目の中でも最難関という評判であるので、気が抜けない。試験直前の追い込みは、ほとんど「博物館資料保存論(’12)」の対策に費やしたといっても過言ではないだろう。

 ところが、今回は、劣悪な試験会場の環境を想定していたかのように良心的な出題が多く、拍子抜けする。過去問と同じ出題も数多くみられた。まるで、これまでに単位を落とした学生の救済策ではないかと思うほどである。まさか、猛暑日の試験となることに配慮して、難易度を引き下げてくれたわけではないだろう。どうしてもこの科目を履修しなければならない学生が受験しているのだろうかと憶測をしてしまうほどだ。いずれにしても、無事に「博物館資料保存論(’12)」の単位を修得できる見込みが立ったのは有難い。放送大学の単位認定試験は、往々にして受験するタイミングが成績に影響してくる。


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 放送大学の名誉学生制度が平成27年度をもって、実質的に廃止されることが発表された。厳密には、名誉学生が選科履修生又は科目履修生として入学した場合に、授業料の半額を免除する制度が廃止されるというもので、名誉学生の表彰は継続するのであろうが、特典が廃止されたことにより、名実とも「名誉学生」になってしまった。

 放送大学名誉学生制度が創設されたのが、平成22年4月で当初は入学金と授業料が全額免除であった。平成25年4月からは10単位までの授業料が半額へと制度が変更となり、制度創設から5年で実質廃止となった。制度創設を受けて名誉学生を目指した学生は、1度も名誉学生の特典を受けることができなかったことになる。制度設計がお粗末であったとしか言えないが、学費を値上げされるよりはマシな決断であったというべきか。強いて言うならば、2年前の制度見直しの際に中途半端なことをせずに廃止すべきであったのではなかろうか。

 しかし、この試験期間中にしれっと告知するところは、学生の立場をまったく考えない放送大学らしい。名誉学生には別途通知をしているようだし、公表は試験終了後でも良かったではないかと思う。少なくとも、今年度で名誉学生の栄冠を手にする学生にとってはショックだったに違いない。

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 「平成27年9月卒業予定者に対する氏名等の確認について」という書面が届いた。学位記に記載する氏名等に誤りがないかを確認するための手続きである。2回目の卒業なので、今更確認する必要もないのであるが、前回の卒業時から、結婚などにより戸籍上の氏名が変更している可能性も皆無ではないので、一概に無駄とは言い難い。ただし、この確認作業を書面で行う必要があるのかどうかは疑問である。

 また、文面にもいささか問題がある。冒頭に「貴殿におかれましては、現在履修中の科目の単位を修得し、卒業要件を満たした場合、今学期末において卒業となります。」と記載されているのであるが、私は既に卒業要件を満たしているので、
現在履修中の科目がすべて不合格であったとしても、今学期末での卒業は確定している。つまり、「現在履修中の科目の単位を修得し、」は余計な表現である。シンプルに「貴殿におかれましては、今学期終了時点で卒業要件を満たした場合、卒業となります。」で、いいのではなかろうか。

 さらに、試験直前にこのような書類を送り付ける配慮の無さは相変わらずである。事務処理の関係で、試験終了まで待てないというのであれば、もっと早い段階で確認を求めればよさそうだ。試験の期間中にこのような確認書類を送り付けられても、学生には書類をじっくり確認する余裕はないことを、放送大学の事務局は認識すべきであろう。


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 平成27年度第1学期最初の試験は、「情報機器用者の調査法(’12)」となる。もともとは、人間と文化コースの専門科目として開講したが、平成25年度に情報コースの新設に伴い、情報コースの専門科目に読み替えが行われた経過がある。それゆえ、情報コースの専門科目としては、比較的取り組みやすい科目であり、文系人間が情報コースの単位を稼ぐのであれば外せない科目である。しかし、この科目は、本年度での閉講が既に発表されている。

 「情報機器利用者」という修飾語が付いているものの、内容はいわゆる社会調査法と呼ばれるものであり、敷居はそれほど高くはない。心理学的な要素も加味された科目である。ところが、この科目の受験者は、京都学習センターでも5名という不人気ぶりでは、閉講もやむを得ないか。

 出題は、択一式で15問と例年通りの傾向。過去問からの出題もあり、改めて過去問対策の重要性を認識する。

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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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