category:雑感
Yahoo!のトップページに登場した毎日新聞の記事。現役の放大生としては、気になる記事だ。問題となっているのは平成27年7月26日に670人が受験した「日本美術史」の第1学期の単位認定試験である。放送大学が「現政権への批判が書かれていて不適切」として、試験問題の公開の際に、該当箇所を削除していたというもの。この問題は、学生間では試験問題公開時に話題になっていたので、今さら感が否めないが、安全保障関連法案を念頭に置いたものであったため、法案成立前に記事にできなかったのかもしれない。
さて、削除された箇所の内容は、今回の記事で初めて知ったのであるが、問題視されたのは問題文の導入部5行で、「現在の政権は、日本が再び戦争をするための体制を整えつつある。平和と自国民を守るのが目的というが、ほとんどの戦争はそういう口実で起きる。1931年の満州事変に始まる戦争もそうだった」。「表現の自由を抑圧し情報をコントロールすることは、国民から批判する力を奪う有効な手段だった」。という表現があったとのこと。確かに、出題者の主観が強いものではあるが、大騒ぎするほどのことではないというのが率直な感想。
問題の発端は、試験を受けた学生のクレームから始まったようであるが、クレームを付ける学生も大人気ないし、過剰反応した大学の対応もどうかと思う。この問題は、出題した佐藤康宏客員教授の辞任にまで発展したが、これが政治的中立性を保てないと評価されるのであれば、例えば、現在の日本の福祉制度を批判的に捉えている福祉系の講義などはすべて政治的中立性を保っていないと評価されるべきであろう。
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さて、削除された箇所の内容は、今回の記事で初めて知ったのであるが、問題視されたのは問題文の導入部5行で、「現在の政権は、日本が再び戦争をするための体制を整えつつある。平和と自国民を守るのが目的というが、ほとんどの戦争はそういう口実で起きる。1931年の満州事変に始まる戦争もそうだった」。「表現の自由を抑圧し情報をコントロールすることは、国民から批判する力を奪う有効な手段だった」。という表現があったとのこと。確かに、出題者の主観が強いものではあるが、大騒ぎするほどのことではないというのが率直な感想。
問題の発端は、試験を受けた学生のクレームから始まったようであるが、クレームを付ける学生も大人気ないし、過剰反応した大学の対応もどうかと思う。この問題は、出題した佐藤康宏客員教授の辞任にまで発展したが、これが政治的中立性を保てないと評価されるのであれば、例えば、現在の日本の福祉制度を批判的に捉えている福祉系の講義などはすべて政治的中立性を保っていないと評価されるべきであろう。
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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属
2013年9月
社会と産業コース卒業
2015年9月
生活と福祉コース卒業
2017年9月
人間と文化コース卒業
2019年9月
自然と環境コース卒業
2021年9月
情報コース卒業
2023年9月
心理と教育コース卒業
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