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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
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 放送大学学生部から「所属コース・専攻変更許可書」が届いた。新カリキュラムの発表後、これまでの履修単位を無駄にしないために、急遽「心理と教育コース」から「人間と文化コース」への変更手続きを行ったが、4月1日付けで所属コースの変更が許可されるとのこと。旧カリキュラムでのコース変更は、昨年11月30日が締め切りであった。現在、コース変更を行うと、変更後のコースは新カリキュラムになってしまうので、今からでは旧カリキュラムでのコース変更はできない。

 今回のカリキュラム改正に伴うネット上の騒動も沈静化しつつあるが、カリキュラム改正に伴う影響を受けない学生は好意的に受け止め、一方、これまで単位を積み重ねてきた学生は否定的に受け止めているようだ。

 これまでの主張の繰り返しになるが、確かに、再入学で1科目も履修せずに卒業を認める旧カリキュラムには問題がある。新規16単位という科目数も、決して不可能を強いるものではない。

 しかし、問題なのは、学生に十分な周知期間がなく、不意打ち的にこのような制度が導入されたことであり、それに対する救済措置が何ら図られていない点である。社会人学生であれば、単位認定試験の日程に合わせて、まだ卒業していないコースの科目を計画的に履修している学生もいるはずであり、そのような学生が積み上げていた成果を意図も簡単に踏みにじるカリキュラム改正には、やはり疑問を感じざるを得ない。

 今回のカリキュラム改正を受けて、放送大学から去ることを決意した学生も少なからずいるようであるが、学生にとっての唯一の抵抗手段が学びの放棄しか認められないのも空しいものである。

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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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