category:心理と教育
モチベーションの上がらないまま平成27年度第2学期の試験初日を迎える。モチベーションが上がらない理由は、カリキュラム改正の影響に他ならない。平成28年4月1日付けで人間と文化コースへの変更が許可されたが、今学期に人間と文化コースの専門科目で履修しているのは「博物館展示論(’11)」のみである。その他の4科目は、今回単位を無事に修得したとしても、次回、新カリキュラムで再入学したときには、卒業要件の専門科目としては認められなくなる。それどころか、履修制限がかかり、当該科目を専門科目としているコースに再入学した際には、卒業要件を満たすために履修できる科目数が減少するという憂き目に合う。単位を修得すると不利に働くという矛盾を引き起こしていることを、放送大学の関係者は理解しているのであろうか。おそらく、そんなことには全く気が付かずに今回のカリキュラム改正は拙速に決定されたのではないかと思う。
今学期最初の試験は、「生徒・児童指導の理論と実践(’11)」である。この科目も心理と教育コースの卒業要件を見据えて履修した科目であったが、履修登録の時点では、学費と単位と労力をドブに捨てる羽目になるとは思いもよらなかった。このような暴言を吐くと、学んだことは無駄にならないと正論を説く方が必ず現れるのだが、単に学ぶだけであれば、放送大学では、学費を支払わずとも放送教材を視聴することはできるし、印刷教材も一般図書として購入することが可能だ。岡部学長が昨年12月24日にTwitterで認めているように、放送大学に限っては、学生は単位に対して学費を支払っていることになる。もちろん、対価としての単位は認定されているわけだが、学位授与機構での学位の授与や資格の取得、他大学への編入などの必要性がない学生にとっては、カリキュラム改正によって、これまで卒業要件を満たすために積み上げてきた単位が、一方的に無意味な単位の積み上げにされてしまったわけだ。どこまでいっても、放送大学のカリキュラム改正を擁護することはできない。
思い切って単位認定試験を放棄することも考えたが、、「生徒・児童指導の理論と実践(’11)」の主任講師である住田正樹教授は、昨年度をもって既に放送大学を退任している。開講年度を考慮しても、心理と教育コースに再入学するまでに、この科目が存続している可能性は乏しく、主任講師が後退すれば履修制限は課されないのが放送大学の慣習である。したがって、無意味な単位ではあるが、履修登録の取り消しが認められない以上、単位を修得しても放棄しても同じことであり、成績表をむやみに汚したくなかったので、単位習得を目指すという結論になった。
昨年度は印刷教材、ノートの持ち込みが認められていたが、平成27年度第1学期からは持ち込み不可となった。しかしながら、「生徒・児童指導の理論と実践(’11)」は、4肢択一であるうえ、過去問と同じ出題が繰り返されているという特徴がある。このような特徴を把握しておけば、試験対策は基本的に過去問対策に繰り返し取り組むことが効果的である。今学期の出題も12問あったが、すべては過去に1度は出題されたことのある問題であり、試験終了直後にⓐの手応えを感じるものであった。
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プロフィール
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はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属
2013年9月
社会と産業コース卒業
2015年9月
生活と福祉コース卒業
2017年9月
人間と文化コース卒業
2019年9月
自然と環境コース卒業
2021年9月
情報コース卒業
2023年9月
心理と教育コース卒業
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