一方、「放送大学 進路(内定)等状況調査票」なるものも同封されており、こちらはご丁寧に切手不要の返信用封筒まで同封されているうえ、メールでの提出も認められている。それならば、学位授与式の出欠もメールで対応して欲しいところだ。
WAKABAで2013年第1学期の履修成績が公表された。公表開始時刻は0時であったが、前回に引き続き眠ってしまい、気が付いたのは3時40分頃。寝ぼけ眼でWAKABAにログインする。さすがにこの時間帯だとアクセス集中による障害は発生しなかった。
繰り返しになるが、放送大学の履修成績は点数ではなくⒶ(100~90点)、A(89~80点)、B(79~70点)、C(69~60点)、D(59~50点)、E(49点以下)で評価されるという。60点未満は不合格だが、わざわざ50点代と49点以下を区別しているのは放送大学の特徴であろう。第1学期の結果は以下のとおり。
家族のストレスとサポート(’08) Ⓐ
公衆衛生(’09) Ⓐ
在宅看護論(’11) Ⓐ
高齢者の生活保障(’11) A
子どもの生活と児童福祉(’12) B
分子の科学(’10) Ⓐ
動物の科学(’09) A
民法(’13) Ⓐ
出題に意表を突かれた「子どもの生活と児童福祉(’12)」は、覚悟をしていたとはいえ、市民と社会を知るために(’08)以来のB評価と不本意な成績。「高齢者の生活保障(’11)」も前学期までなら確実にⒶを狙えていた出題内容だっただけに恨めしい。おまけに直前1週間の勉強のほとんどを割いた「動物の科学(’09)」までがA評価とは残念な限り。文科系人間の前に立ちはだかる理系科目の壁を感じざるを得ない。最後の試験はオールⒶで有終の美を飾ることはできず、後味の悪い卒業となりそうだ。
本日から平成25年度第2学期の履修登録が開始された。履修登録の開始と同時に放送大学の学生間で話題に上るのは裏技による第1学期の単位修得状況の確認だ。具体的な方法としては、WAKABAから2学期の科目登録をするときに1学期に履修した科目を登録申請する。当然のことながら、エラー表示がなされるのだが、このエラー表示が合格科目と不合格科目とで異なるというのだ。すなわち、「履修済みの放送科目は申請できません。」と出ると、合格している。一方、「履修中の放送科目は申請できません。」ならば不合格であるという。
第1学期の履修状況については、継続申請で同様の手法により履修済みであることを確認していたが、やはり実績のあるメジャーな手法で確認した方が安心できる。9時の履修登録開始時にはお盆の時期でもあり、アクセスが集中していたようである。結局、昼休みの時間帯に、無事にWAKABAにアクセスをして、すべての科目において「履修済みの放送科目は申請できません。」というエラー表示を確認した。その後、夕方にもアクセスが集中し、この日のWAKABAはログイン制限時間が通常の60分から30分に短縮した。
年々履修登録の開始時期が遅れているが、どうせなら成績発表も同時に行うことができないものであろうか。教授会の承認がなければ成績を確定できないことは理解できるが、お盆前に教授会を開催するぐらいの調整はして欲しいものである。
窓口で学割証の申請手続きをするが、いつものように学年を4年次と記載して提出したら、窓口の職員に「5年次ですよね」と念を押さて、手渡された学割証には5年次と記載されている。どうやら放送大学では4年次の留年という文化はなく、最高で10年次までの学年が存在することが明らかになった。大学10年生・・・世間一般では受け入れてもらえそうもないな。10年間も学べば、学部4年+修士2年+博士4年という具合に博士号が取得できてしまうのだから。
持ち込みが可能で平均点が70点台という理由で追加履修をしてしまった科目であったが、今学期からの単位認定試験の難化傾向から激しく後悔をしてしまう。この科目、テキストは小難しいうえ、字が小さくて読みづらい。何度読み返してもさっぱり理解できない箇所が多々あるのだ。しかしながら、既に試験直前という状況で逃げだすわけにはいかない。試験を放棄しようが、不合格になろうが、受験のチャンスが2回しかないことには変わりがなかった。試験直前でできることと言えば、通信指導問題と自習型問題をしっかりと押さえること。事前情報によれば、過去は通信指導問題と自習型問題から8割が出題されているという。比率を引き下げてオリジナル問題を組み込むとしても、通信指導問題や自習型問題からの出題がゼロになることはないだろう。しかも、これらの問題をできる限り早く処理して、それ以外の問題を解く時間を確保することが重要な科目なのだ。出題数が20題もあるのだから時間との勝負である。
試験が開始され、問題冊子を開くと見覚えのある設問が並んでいたので安心する。結果は、通信指導問題から8問と自習型問題から7問、公表中の過去問(2学期分)から5問という出題で、労せずして20問の正解を導くことができた。ただし、過去問対策を怠っていた受験生は、過去問からの5題に頭を抱えているようであった。印刷教材にズバリ該当する記述があるわけではなく、印刷教材の記述から正解を連想していくような設問が多いので、正攻法で対応するには少々骨を折る必要があるのだ。30分で退出した受験生はほとんどいなかったようである。
「公衆衛生(’09)」においても、何問か見たことがない問題が出題されたが、こちらは過去問と比較して特に難易度が上がったという印象は受けなかった。もともと一定レベルの知識を要求する試験だったこともあるのかもしれないが、単位を落としていることはあるまい。
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