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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語          2013年9月 社会と産業コース卒業          2015年9月 生活と福祉コース卒業          2017年9月 人間と文化コース卒業
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 懇親会会場となる学生控え室に移動し、毎度のことながら見知らぬ人を相手にぎこちない雰囲気で懇親会が始まる。「どちらのコースですか?」「何回目の卒業ですか?」という質問が、放送大学の懇親会での会話の手掛かりのようなもの。例年になく年輩者が多く、複数回卒業生も多そうであったが、会話を交わした人は初めての卒業生ばかりであった。むしろ、学士と取得したにもかかわらず、どうして何度も入学して勉強するのか理解できないという20代の卒業生の声もあった。

 江﨑所長は、前回と同様に面接授業の感想を学生に聞きまわっておられたが、私は面接授業を受けていないので何ともコメントのしようがない。旧カリキュラムであれば、自然と環境コースは、面接授業を組み合わせないと卒業できないと考えていたのであるが、カリキュラム改正によって、その必要性は乏しくなっている。座学の面接授業は居眠りの時間になりそうであるが、フィールドワークの面接授業は機会があれば参加したいと思う。

 懇親会は、時間とともに参加者同士が打ち解けて、会話が弾むようになり、お開きになったのは正午を過ぎていた。午後からは、新入生として入学者の集いに参加する予定である。

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 通算3度目となる放送大学京都学習センターの学位記授与式に出席するため、キャンパスプラザ京都へ出向く。2年前は心理と教育コースで入学したのであるが、カリキュラムの改悪に伴う自己防衛のため、急遽、人間と文化コースに転籍。人間と文化コースの在籍期間は1年半という中途半端な状況で卒業を迎えることになった。

 開式時刻ぎりぎりに到着したので、座席は概ね埋まっており、指定された場所は一番奥の一番後ろの席。例年、前列の入口近くから学位記を授与していくので、今回は私が京都学習センターの学位記授与のトリを務めることになりそうだ。これまでの学位記授与式では、放送大学がホームページ等で紹介しているコースの序列に従った配席になっており、トリは自然と環境コースの卒業生が務めるのであるが、今回は情報コースや自然と環境コースの卒業生が参加していないのであろうか。

 座席には卒業記念品が用意されており、今回はクリアファイル、付箋、三色ボールペン、修正テープ、マウスパッドであった。すべてのグッズに放送大学の放送大学京都学習センターの文字が入っており、京都学習センターが用意したオリジナルグッズであることが分かる。放送大学イメージキャラクターである「まなぴー」のイラストの隣に舞妓のイラストが添えてあるのも京都らしい。

 

 開式の辞に続いて、学歌斉唱となる。何度も歌っているので、歌詞はともかく、メロディーは自然と身に付いてしまった。周囲でも声が出ている人が多いのは、私と同じような複数回卒業生が多いからではないだろうか。

 続いて出席者25名一人一人に京都学習センター
江﨑信芳所長から、学位記が手渡される。通常は、2人目以降は「以下同文」で済ませるのであるが、江﨑所長は全員にすべての文面を読み上げていた。些細なことではあるが、すべてを読み上げるのは大変な労力を要するし、江﨑所長の卒業生に対する敬意が感じられる。学位記には、今年の4月に就任した來生新学長の署名があった。

  

 江﨑信芳所長の祝辞では、卒業式のことをCommencementというが、本来の意味は始まりであり、卒業は始まりであるとのお言葉をいただいた。私にとっても、今回の卒業は、自然と環境コースという新たなコースへの始まりでもある。

 

 例年と比較すると来賓の多い学位記授与式で、その後、佐久間正幸先生、西克治先生、船橋新太郎先生と、日ごろから京都学習センターで面接授業や特別講義、学習相談などを受け持っておられる先生方の挨拶が続き、津野和子放送大学同窓会連合会会長の挨拶で締められた。学位記授与式の終了後は、恒例の記念撮影が行われ、懇親会会場への移動となる。

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 先週の金曜日に届いた払込取扱票に記載されている入学金18,000円、授業料22,000円の合計40,000円をインターネットバンキングで支払いを済ませた。

 放送大学ではインターネットバンキングでの支払いを推奨していないが、入金額を間違えなければ問題なく受け付けてもらえる。口座番号については、既に登録してあるのでその都度入力をする必要がない。ただ、入金口座が変更がないかを一応はチェックしているが、これまでに変更されたことはない。入金に際しては特に学生番号を打電するような必要もなく、極めて簡単に支払をすることが可能である。

 手数料が無料であるうえ、自宅から振り込めるのであるから、インターネットバンキングの方が便利に決まっている。それでも放送大学がインターネットバンキングを推奨しないのは、金額や口座を間違える学生が続出するからであろう。しかし、それは学生の自己責任。金額や口座を間違えたときのリスクはすべてを負う覚悟がないのであれば、インターネットバンキングからの振込ではなく、素直に窓口やコンビニから手数料を負担して支払うべきであろう。

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 放送大学京都学習センターから「入学者の集い」のご案内が届いた。京都学習センターでは、例年、午前中に学位記授与式を開催し、午後から「入学者の集い」を開催する。最初の卒業の際には、同窓会の卒業祝賀会に参加したため、「入学者の集い」には参加しなかったのであるが、前回は午後から「入学者の集い」に参加している。

 継続入学で「入学者の集い」に参加する意義としては、モチベーションの維持がある。学習意欲の高い新入生と席を同じくし、学長の言葉に耳を傾けているだけでも、やろうという気にはなってくる。

 もう一つのメリットとしては、貴重な放送大学グッズがもらえることである。これは、「入学者の集い」に参加した学生だけの特権で、初めてのときはまなぴーのマウスパッド、2年前はブックカバーと蛍光ペンという実用的なものであった。

 また、京都学習センターでは、「入学者の集い」に続いて、入学者歓迎特別ミニ講義が定番である。今回は、船橋新太郎教授による「脳はしばしば間違える-脳の情報処理入門-」という心理学では定番の分野がテーマである。放送大学では心理学を学ぶ学生が多いので、学生が集まりそうなテーマを選んだのであろう。心理学系の科目はかなり履修してしまったが、未だに心理と教育コースは卒業していない。カリキュラムの見直しがなければ、本日、心理と教育コースで卒業する予定であったはずだ。

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 放送大学から自然と環境コースの「合格通知書」が届いた。放送大学では、社会と産業コース、生活と福祉コース、心理と教育コースに続いて、4度目の合格通知となる。前回は心理と教育コースで出願したにもかかわらず、カリキュラム改正の影響を受けて、急遽、人間と文化コースに変更した経緯がある。したがって、人間と文化コースについては、合格通知を手にする機会はない。

 合格通知書は、科目登録決定通知書も兼ねており、今学期は締め切り間際に1科目追加したので2科目の登録である。1科目当たりの授業料は11,000円なので、授業料は22,000円であるが、今学期は新入生として入学金18,000円が別途必要になるので、支払額は合計40,000円となる。前回は9月15日が納入期限となっていたが、今回は10月5日(木)まで支払えるが、9月16日(土)以降に納入した場合は、視聴開始日が学期開始以降になるとの注意書きに改められている。最も、継続入学であれば、現在でも講義の視聴はできるので、支障が出るとすれば印刷教材の到着が遅れることであろう。しかし、過去のように多くの科目を履修することがなくなった現在の制度では、印刷教材の到着時期に目くじらを立てる必要もなくなった。一層のことギリギリまで支払いを伸ばしてみようか。噂によると放送大学から支払いを督促する電話が掛かってくるらしい。

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 出願時には、「死生学入門(’14)」のみ1科目の申請としてたが、総合科目の過去問を眺めていると、「証券市場と私たちの経済(’15)」が目に留まる。もともと、株式事務の業務を担当していた経験があるため、比較的馴染みのある単語が並んでいたからである。単位認定試験の日程も平成30年1月28日(日)の6時限目となっており、「死生学入門(’14)」と同じ日であるので好都合だ。それならばと、締め切り間際に「証券市場と私たちの経済(’15)」を追加登録する。

 今学期は継続入学となるため、入学金が18,000円発生する。2科目4単位分の学費が22,000円で、合計40,000円が今学期の学費となる。かつては、1学期に8科目も履修していたのだが、カリキュラム改正後は、他コースの先取り履修が認められなくなってしまったため、無理して履修する必要はなくなった。限られた科目にじっくり取り組むのが本来の生涯学習のスタンスなのかもしれないが、私の場合は、やる気を失った影響の方が大きく、意欲的に学ぼうという姿勢に戻るには、まだまだ時間が掛かりそうである。


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 放送大学から來生新学長名義で「卒業の認定について」という通知が届いた。これで正式に3度目の卒業が放送大学に認められたことになる。

 第1学期は、本部主催の学位記授与式は開催されず、各学習センター及びサテライトスぺースでの実施となる。NHKホールで開催される本部主催の学位記授与式は、平成30年3月24日(土)に実施予定とのことで、もちろん、第1学期の卒業生も出席することが可能である。

 平成29年度第1学期の学位記授与式の日程は、学習センターやサテライトスぺースによって異なる。私の所属する京都学習センターでは、平成29年9月24日(日)10時からとなっている。例年、京都学習センターでは、全国のトップを切って学位記授与式が行われるのであるが、今回は前日の9月23日(土)で全国のトップを切って神奈川学習センターの学位授与式が予定されているので、今回は、全国で最初に卒業証書を手にすることはできない。

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 久しぶりにWAKABAにログインすると、学位情報が更新されており、人間と文化コースの学位記番号が表示されていた。最終学期は在籍していただけであったが、めでたく卒業が確定したようである。

 最初に放送大学を卒業した時は、学位記番号は7万番台であったが、2年ごとに1万番ずつ学位記番号の数字が増えている。それだけ放送大学の学位を取得する人が多いということであろう。次に放送大学を卒業するときは、一桁多い学位記番号になることは間違いない。


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 本日から平成29年度第2学期の科目登録申請の受付が開始される。無事に人間と文化コースの卒業が決定したので、今回は継続入学の手続きが必要になる。25%割引とはいえ、18,000円の入学金が別途必要になるので出費が嵩む。しかも、今学期からは新カリキュラムが適用されてしまうので、どのコースに所属しようともこれまで積み上げてきた専門科目の単位は、卒業要件に参入してもらえないどころか、卒業要件を満たすための支障となる。正確に言えば、自コース開設科目の34単位には参入してもらえるが、うち新規に履修すべき16単位には参入してもらえないことになる。そのうえ、履修制限はこれまでと変わらずに適用されてしまうので、これまでの積み上げが多い人ほど、新規に履修すべき16単位の履修が難しくなるという悪循環が生じるのである。この影響が最も大きいのは開講科目の少ない自然と環境コースである。これまで、数少ない自然と環境コースの単位を少しずつ積み上げてきたが、カリキュラム改正によって、すべて水の泡となってしまったのである。

 名誉学生を狙ううえで、どのような対策を講じるべきか思案した結果、今回は自然と環境コースに出願し、コース科目のうち総合科目をできる限り履修するのが望ましいという結論に至った。総合科目は、学際的な要素が多い科目で、自然と環境コースにあっては、理系分野から離れた科目である。無理をして理系科目を履修せずに、総合科目だけで16単位を揃えてしまっても何ら問題はない。もちろん、総合科目を今回履修してしまうと、履修制限が伴うので、他コースに再入学した際に苦労することになるのだが、現在の自然と環境コースの総合科目は、3~4年前に開講したものが多く、私が自然と環境コースを卒業することには、開講科目の改変が行われる可能性が高い。導入科目や専門科目のように、必ずしも後継科目を開設しなければならない分野でもないことから、履修制限の制約も大きく受けることはないと判断した。


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 放送大学から「平成29年9月卒業予定者に対する氏名等の確認について」が届いた。先日も「全科履修生で2017年度第1学期末卒業が見込まれる皆さまへ(再入学のご案内」という封書が届いており、どうやら卒業はさせてもらえるようである。

 今学期は放送大学に入学して、初めて放送大学の履修登録をしなかったのであるが、既に卒業要件に必要な単位を揃えていたし、残す卒業要件は在籍年数を満たすだけであった。再入学をする場合は、新カリキュラムでの入学になってしまうので、入学後に新たに専門科目を16単位履修する必要があるため、先取履修をすることができなくなってしまった。それよりも、先取履修をすることによって、履修制限が掛かり、再入学後の専門科目16単位を取得するためには、面接授業の単位をかき集めなければならないというお粗末な事態に陥り兼ねない。そのため、今学期は何も履修しないという結論に至ったのであるが、正直なところ、何も履修をしていない期間があっても、本当に卒業させてもらえるのか気掛かりであった。


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卯月
性別:
男性
自己紹介:
自然と環境コース在籍
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

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