今回の受験科目は「社会・集団・家族心理学(’20)」、「産業・組織心理学(’20)」、「臨床心理学概論(’20)」、「司法・犯罪心理学(’20)」、「発達心理学概論(’20)」、「心理と教育へのいざない(’18)」、「心理学概論(’18)」、「教育・学校心理学(’20)」の8科目である。前回の状況から過去問からの出題は制限されそうであるが、御守代わりに過去問と解答を準備しておく。
「社会・集団・家族心理学(’20)」は、四肢択一で全10問。素直な設問が多く、基礎がしっかりしていれば取りこぼしはなさそうな試験内容である。
「産業・組織心理学(’20)」は、四肢択一で全10問。こちらも素直な設問が多く、基礎がしっかりしていれば取りこぼしはなさそうな試験内容である。
「臨床心理学概論(’20)」は、四肢択一で全15問。印刷教材の記述そのままではなく、ある程度理解が求められる問題内容である。
「司法・犯罪心理学(’20)」は、五肢択一で全10問。印刷教材の応用が必要な出題もあるが、過去問の類題も多く見られた。
「発達心理学概論(’20)」は、四肢択一で全10問。正しいものを答えさせる問題と誤っているものを答えさせる問題が入り交じっているため、解答には注意が必要である。
「心理と教育へのいざない(’18)」は、四肢択一で全15問。教育学、心理学、臨床心理学から構成される導入科目であるが、選択肢の吟味に時間がかかる設問が多く、試験を通じてしっかりと勉強させようという出題者の意図がうかがえる。
「心理学概論(’18)」は、四肢択一で全10問。素直な設問が多く、基礎がしっかりしていれば取りこぼしはなさそうな試験内容である。
「教育・学校心理学(’20)」四肢択一で全10問。素直な設問が多く、基礎がしっかりしていれば取りこぼしはなさそうな試験内容である。過去問の類題もあった。
今回の自宅受験でも会場受験と同じように、選択肢の正誤判定は誤っている部分に下線を引いて、余白に正しい選択肢になるように訂正を入れていく。2日間で8科目を何とかやり遂げ、専用封筒に封入。本日、自宅近くの郵便ポストに投函して、令和3年度第2学期の単位認定試験を終了した。
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「博物館展示論(’12)」と同じく持ち込み可能科目であるが、対照的だったのが「心理学研究法(’14)」である。2014年度に従来の「心理学研究法(’08)」を改定しており、担当講師の入れ替わりもあったので、従前の過去問はあまり参考にならないことは、両者の過去問を比較しただけでも判明する。
開講からの年数が浅いため、過去問が十分に蓄積されていないことも影響しているが、過去問からの出題は皆無であり、改題と思われる出題もあるが、選択肢の内容がまったく異なるので参考にならない。通信指導問題と自習型問題からの改題が数問あったものの、その他は初めて見る問題が並ぶ。印刷教材の図表からの出題もあり、過去の平均点が高い割にはなかなか手強い問題だ。出題形式が4肢択一の10問であったことが幸いして、何とか乗り切ることができたが、自信を持って解答できなかった問題も数問あったところが気になるものの、合格ラインは確実に突破できたと思われる。
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モチベーションの上がらないまま平成27年度第2学期の試験初日を迎える。モチベーションが上がらない理由は、カリキュラム改正の影響に他ならない。平成28年4月1日付けで人間と文化コースへの変更が許可されたが、今学期に人間と文化コースの専門科目で履修しているのは「博物館展示論(’11)」のみである。その他の4科目は、今回単位を無事に修得したとしても、次回、新カリキュラムで再入学したときには、卒業要件の専門科目としては認められなくなる。それどころか、履修制限がかかり、当該科目を専門科目としているコースに再入学した際には、卒業要件を満たすために履修できる科目数が減少するという憂き目に合う。単位を修得すると不利に働くという矛盾を引き起こしていることを、放送大学の関係者は理解しているのであろうか。おそらく、そんなことには全く気が付かずに今回のカリキュラム改正は拙速に決定されたのではないかと思う。
今学期最初の試験は、「生徒・児童指導の理論と実践(’11)」である。この科目も心理と教育コースの卒業要件を見据えて履修した科目であったが、履修登録の時点では、学費と単位と労力をドブに捨てる羽目になるとは思いもよらなかった。このような暴言を吐くと、学んだことは無駄にならないと正論を説く方が必ず現れるのだが、単に学ぶだけであれば、放送大学では、学費を支払わずとも放送教材を視聴することはできるし、印刷教材も一般図書として購入することが可能だ。岡部学長が昨年12月24日にTwitterで認めているように、放送大学に限っては、学生は単位に対して学費を支払っていることになる。もちろん、対価としての単位は認定されているわけだが、学位授与機構での学位の授与や資格の取得、他大学への編入などの必要性がない学生にとっては、カリキュラム改正によって、これまで卒業要件を満たすために積み上げてきた単位が、一方的に無意味な単位の積み上げにされてしまったわけだ。どこまでいっても、放送大学のカリキュラム改正を擁護することはできない。
思い切って単位認定試験を放棄することも考えたが、、「生徒・児童指導の理論と実践(’11)」の主任講師である住田正樹教授は、昨年度をもって既に放送大学を退任している。開講年度を考慮しても、心理と教育コースに再入学するまでに、この科目が存続している可能性は乏しく、主任講師が後退すれば履修制限は課されないのが放送大学の慣習である。したがって、無意味な単位ではあるが、履修登録の取り消しが認められない以上、単位を修得しても放棄しても同じことであり、成績表をむやみに汚したくなかったので、単位習得を目指すという結論になった。
昨年度は印刷教材、ノートの持ち込みが認められていたが、平成27年度第1学期からは持ち込み不可となった。しかしながら、「生徒・児童指導の理論と実践(’11)」は、4肢択一であるうえ、過去問と同じ出題が繰り返されているという特徴がある。このような特徴を把握しておけば、試験対策は基本的に過去問対策に繰り返し取り組むことが効果的である。今学期の出題も12問あったが、すべては過去に1度は出題されたことのある問題であり、試験終了直後にⓐの手応えを感じるものであった。
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今回の単位修得試験で最も準備不足で挑むことになったのが、「精神分析とユング心理学(’11)」である。前学期に履修した「心理カウンセリング序説(’09)」の姉妹科目ということで履修したのであるが、結果的に余力で何とかなるような科目ではなかった。
博物館関係科目の対策に時間を費やしてしまい、対策が後手になってしまったのが「精神分析とユング心理学(’11)」である。放送教材を聞き流し、印刷教材は通読したものの、通信指導問題や自習型問題、過去問の対策には手を付けられない状態で試験当日を迎えた。3時限目の「日本文学の読み方(’09)」の終了後に通信指導問題と自習型問題に取り組んだものの、時間切れで過去問には、ほとんど手を付けることができなかった。
「精神分析とユング学の分野は、放送教材からの出題がある。この情報は、事前に入手していたが、十分な対策を講じることができないままで試験に挑んでしまったため、惨敗状態。しかも、確実な得点源である過去問と同一の出題問題を落とすという痛恨の失敗をしてしまった。放送大学で初めての再履修となる可能性が濃厚となった。
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序説という科目名であるにもかかわらず、専門的で難しいという評判がある「心理カウンセリング序説(’09)」であるが、2013年度の平均点は、第1学期が77.5点、第2学期が82.8点とそれほど難易度が高いとも思えない。
実際に受講してみてわかったことであるが、難しいと感じる理由は心理学の専門用語が解説なしに使われるからではなかろうか。本格的に勉強をするのであれば、心理学用語辞典を引きながら勉強するのが望ましいのであろうが、私はそれほど心理学に心酔していないので、適宜、インターネットの検索で調べて知識を補った。
そのような学習でも、「心理カウンセリング序説(’09)」を受講して、掴みどころがないと感じていた心理学の体系が掴めるようになった。ラジオ講座の放送授業はほとんど聞き流しで終わってしまうことが多いのであるが、「心理カウンセリング序説(’09)」は、印刷教材で放送教材のテーマを予告してくれるので、問題意識をもって放送授業を受講することができ、理解の助けにもなった。これから受講を予定している方は、ぜひ、先に印刷教材に目を通すことをお薦めする。
さて、試験問題であるが、出題数は15問で、傾向に変わりはない。試験問題もすべての設問が過去問の焼き直しであった。「心理カウンセリング序説(’09)」の試験対策としては、過去問を徹底的に潰すことが重要である。
過去問対策というと、過去問の答えを丸暗記することと思い込んでいる方もいるようであるが、学習の段階ではすべての選択肢を吟味して、間違いの選択肢であれば、どこが間違っているのか、どこを直せば正しい選択肢になるのかを説明できるレベルを目指すように努めるべきである。そうすれば、選択肢の順序が入れ替えられていたり、一部が改変されても動じることなく対応することができる。今回の試験の結果もⒶを確信している。
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昨日に続いての平日受験となる。今日は午前に2科目、午後に科目の4科目受験なので有給休暇を利用しての受験となる。平日とはいえ、昨日同様に受験者が多いのには驚いた。
本日最初の受験科目は、2時限目の「思春期・青年期の心理臨床(’13)」である。「思春期・青年期の心理臨床(’13)」は、解答を公表しない科目の1つだ。かつては、解答の代わりに「ウェブ上の質問、また、手紙などでの問い合わせには、がっかりすることが多い。放送授業のみ、あるいは、印刷教材もまともに勉強せず、何も考えないで、問題が難しい、答えを教えてくれれば点が取れるなどの訴えがあった。非常に残念である。」という主任講師の辛辣なコメントが公開され、話題になったりもしたが、最近は淡々と解答を公表しない理由が述べられるだけになった。その理由とは、「心理臨床の基本は、感じ、考え、判断していくことにある。結果も大事ではあるが、そのプロセスを大事にしている。その結果が解答となりうる。」というもの。
確かに、放送教材を視聴して、印刷教材を読み込んでおけば、合格点がもらえる試験レベルではある。しかしながら、「過食症は英語ではAnorexia nervosaという。」という具合に単純な知識を問うような出題も紛れており、心理臨床の基本である感じ、考え、判断していくプロセスを要しないで解答するような手抜き問題を出題するのはいかがなものかとも思ってしまった。
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2014年度第1学期の出題形式は、択一式が6問、記述式が1問(200字以上400字以内)である。2013年第1学期までは、択一式が8問であったが、2013年第2学期からは択一式が6問に減らされている。しかし、常識で通用する択一式の出題が減らされたことは、負担軽減と喜ぶのは早計に失する。むしろ、記述式の配転を高くして、評価を厳しくしたと考えるのが無難であろう。記述式の設問には、ご丁寧に「200字以上400字以内を厳守のこと。箇条書きではなく、推敲した日本語の文章で、読みやすい字で、横書きに書いてください。」という注意書きがある。もっとも、記述式の設問は、調べた限りでは、試験ごとに詳細な言い回しは異なるものの、中学生のいじめ・いじめられに関する問題となっているので、事前の対策は講じやすい。
試験開始と同時に記述式の試験問題を確認すると、「中学生のいじめ・いじめられについて、教育に関わる関係者間でこころがけるべき点について、述べなさい。」というものであった。ただ、中学生のいじめについては、印刷教材では詳しい記述はないので、自分で調べて回答をまとめておく必要がある。幸いにも、文部科学省のホームページにはいじめ問題の審議会などの情報が掲載されているため、それらを参考に、真摯な態度、自分の問題として受け止めること、関係者間の連携の必要性、専門機関との連携の必要性という観点から文章をまとめた。主任講師の滝口俊子教授の出題の意図に適した解答となっているかは疑わしいが、文部科学省のホームページに掲載されている内容であれば、まったくの見当違いということもなかろう。
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出題形式は択一式の12問。持ち込みは可能で、過去問とまったく同じ設問が3問ほどあったので時間の節約になる。その他の問題も、過去問の選択肢を吟味しておけば対応できる問題が多く、印刷教材を開いて選択肢を吟味していく必要があったのは1問だけであった。ただし、過去問の対策を怠っていた人は、かなり時間に追われたのではないかと思う。今回も無難に平均点が高い結果になるのではなかろうか。
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出題形式は択一式で15問。私が確実に落とした問題は、デュルケムの主張する道徳性の諸要素(①規律の精神、②社会集団への愛着、③意志の自律)を選ばせる問題、尊重と責任を中心的な価値としてあげる道徳教育学者を選ばせる問題だ。前者は勉強不足の面が否めないが、後者は印刷教材での取扱いも簡素であり、「道徳教育論(’09)」の本質ではないような気もするのだが、本当に優秀な学生と私のようなにわか仕込みの知識で試験に挑む学生とを選別するメルクマールなのであろうか。
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出題形式は択一式で15問。出題数は多いが、提出型問題及び自習型問題からの出題が中心になっているため、基本的にはこれらを確認しておけば心配は無用である。平均点が10点以上下がったとはいえ、持ち込み不可で平均点が80点を超える科目は少ない。交通安全の啓発活動の一環と考えれば、出題をやさしくして、数多くの受講生を集めることが得策であろう。放送大学の受講生は、事故を起こしやすいと言われる高齢者が多いのだから。
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