平成23年度第1学期は、7月24日(日)に単位認定試験が実施される科目から履修登録をすることになった。「社会と産業コース」の専門科目のうち、同日に試験が実施されるのは、1限目「ヨーロッパ政治史(’10)」、2限目「日本政治外交史(’07)」、3限目「現代日本の政治史(’11)」、4限目「社会と銀行(’10)」、5限目「現代行政分析」、6限目「ジェンダーの社会学(’08)」、7限目「現代の国際政治(’08)」、8限目「ビジネス・ファイナンス(’08)」となっている。講義名だけを聞けば、どの科目もそれなりに興味が湧くが、試験の負担を考えると8科目のすべてを履修登録するのは無謀だ。何よりも得意とする法律系科目が存在しないのも不利である。
政治関係の科目が中心となっているため、基本的には政治を学ぶスタンスで挑むことになりそうだが、私は政治学の初学者である。最初から国際政治を学ぶよりも、まずは日本の政治を学ぶのが良いだろうと考え、「日本政治外交史(’07)」と「現代日本の政治史(’11)」を履修することを決定し、「ヨーロッパ政治史(’10)」と「現代の国際政治(’08)」を外す。
一般的な大学生が履修科目を登録する場合に、単位が取りやすいかどうかを判断基準にすることが一般的である。放送大学の場合、新規開講科目を除いては、過去の試験の平均点が公開されるので、これが科目の難易度を判断するための一定の目安になる。その結果、履修科目から外したのが「ビジネス・ファイナンス(’08)」である。これは過去2回の単位認定試験の平均点が60点に届いていない。つまり、この科目を履修した多くの学生が再履修を余儀なくされているのだ。内容的には実務に役立ちそうな気もしたが、試験の負担を考えると、1学期は政治学に集中した方が望ましい。
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