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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
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 今学期の新設科目であるが、社会と産業コースの専門科目が2単位不足しているので、卒業要件を満たすためには絶対に落とせない科目。講義は印刷教材を理解していることを前提として進められるので、初学者にはお薦めできない科目である。もっとも、既修者であっても詳細なところで微妙にニュアンスが異なるので、油断はできない。「土地及びその定着物以外の物は動産であるという民法86条(不動産及び動産)から明らかなように、自動車は、法的には動産として取り扱われている。」という正誤判定について正答は「誤り」となっているが、個人的には違和感がある。登録制度があるからというのが理由だが、登録制度があっても法的には動産で、事実上は不動産として取り扱われるということではないのだろうか。

 単位認定試験自体は、例題が多く、解答に時間がかかるものの、基本的には通信指導問題と自習型問題をベースにした出題なので、しっかりと対策を講じておけばそれなりの評価をもらうことができるのではないだろうか。判例からの出題もあるので、持ち込みは判例六法をお薦めする。

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 2012年度第2学期最後の試験科目は「行政法(’12)」。正直なところ、最も対策が不十分な科目である。今回は正月休みにさぼり過ぎたため、試験前に印刷教材の読み込みが十分にできなかった。それでも、昨日の試験後に未読であった「都市社会の社会学(’12)」を一気に読み込み、残りの時間で「都市と防災(’08)」の通信指導問題や自習型問題、過去問の確認に費やした。今日の昼休みと空き時間は「現代南アジアの政治(’12)」に注力。そんなわけで、本日の3科目は何とか乗り切ったのであるが、「行政法(’12)」だけは後手に回ってしまった。もちろん、「行政法(’12)」には対応できるとそれなりの自信があったからである。もともと法学部に在籍していたときは行政法のゼミに所属していたし、行政書士の有資格者という実績もあったからだ。しかし、最近の法改正は著しく、差し止め訴訟や義務付け訴訟など、知らないうちに新たな制度が誕生している。こういう実態を知ってしまうと、生涯学習は大事だと思う。過去の知識をいつまでも振りかざしていたら、それこど浦島太郎状態だ。

 さて、本題の試験であるが、出題数は10問。しかしながら、選択肢1問の文章が非常に長い。確かに読むのに抵抗があるが、文章が長くなれば長くなるほど判断材料が与えられると前向きに解釈すべきだ。文章の前半で正誤が判断できなくても、後半で判断できるようなことも多かった。ただ、注意すべきことは、「行政法(’12)」には、解答を2つ求める出題が3問程度まぎれている。もちろん1つだけマークしても不正解だ。実は、通信指導問題で、ことごとく2つを見落として散々な結果だったのだ。そこで、試験開始と同時に2つ選ばせる問題を先にチェックし、余白に大きな字で「2」と書き込んでおいた。これでケアレスミスは防げるわけである。通信指導問題や自習型問題、過去問は試験への挑み方を研究するうえでも非常に重要だと感じた。

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 効率的に単位を修得するためには、できる限り関連性の高い科目を履修するのが望ましい。社会と産業で言えば、ポイントとなる科目は社会学ではないかと思う。「社会学入門(’10)」、「都市社会の社会学(’12)」、「現代都市とコミュニティ(’12)」はもちろんのこと、基礎科目の市民と社会シリーズ3科目にも社会学関連の講義が含まれている。最初のうちは、社会学なんてさっぱり理解できなかったが、毎学期のようにワースや鈴木栄太郎、ボットの研究などを聞かされているうちにすっかり頭に定着してしまった。

 そんなこともあって、「都市社会の社会学(’12)」は満点ではないかと思う。さすがに「社会学入門(’10)」のように、通信指導問題や自習型問題からそっくりそのままの出題はないが、基本的にこれらの問題や過去問の対策を講じておけば、十分対応できるのではないだろうか。
 

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 前回、「現代東アジアの政治と社会(’10)」で痛い目にあっていたので、政治学関連の科目はかなり警戒していたのであるが、やはり「現代南アジアの政治(’12)」も手強い出題であったと思う。

 出題数は10問であるが、インドとパキスタン関連の問題が主流で、その他の地域からの出題は皆無であった。スリランカを直前に確認していたのに肩すかしをくらった。インド北東地域に該当しない州を選択させるなどマニアックな問題も見受けられた。西ベンガル州が北東地域に含まれるのかどうかは、シッキム州とかなり判断に悩んだ。

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 大変失礼ながら、目黒教授と村尾准教授のコンビは、山田ルイ53世とチュートリアル福田を連想してしまう。もちろん、内容は真面目に防災の講義が展開さえるわけであるが、お笑いコンビの講義と思い込むことで、リラックスして放送教材をこなすことができた。

 出題数は15問とやや多めだが、選択肢の文章が短いのであまり気にならない。1問目からいきなりイラストを用いた出題で意表を突かれたが、印刷教材に記載されているイラストなので、印刷教材を読んでおけば対応は可能だ。ただし、正直なところ、明確な自信を持って解答できた箇所が少ないので、成績はあまりよくないであろう。

 提出直前にマークシートを確認したら、科目名が空欄になっていることに気付いた。試験の度に同じ注意事項が繰り返され、漫然と聞き流していたが、気を付けないと取り返しのつかないことになってしまう。
 

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 今日の試験日程は1時限目から3時限目と時間的には効率がよいが、直前の確認に費やせる時間がほとんどないのが難点だ。

 2時限目は「著作権法概論(’10)」。出題数は20問と択一式でも10問が一般的な放送大学では出題数の多い科目のひとつである。印刷教材、六法の持ち込みが認められているが、その場で確認しながら解答しようとすれば、時間切れになるのは明白である。やはり事前の勉強量が成績に反映される科目であろう。

 素直な出題が多く、印刷教材を一読しておけば十分に対応が可能だ。出題も基本的には印刷教材に対応する順序であるため、参照箇所を探す手間は大きく省ける。お守り代わりに六法も持参しておいたが、結果的には印刷教材で十分であった。

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 2012年度第2学期の最初の試験は「社会技術概論(’12)」である。土曜日の1限目の試験であるため、直前の詰め込みが不十分な状態で試験に挑んだ。

 
 出題数は10問で、選択肢の文章もそれほど長くはないので出題形式としては良心的であろう。正誤を吟味する際に、印刷教材の表を活用すると簡単に解答が導き出せるパターンがあるので、試験中にすぐに参照できるように165頁の「表11-2 通常の研究活動と規制科学との対比」や186頁の「表13-1 市民参加のしくみ」など、主だった表には付箋を貼っておくのが望ましい。

 単位を落としていることはないと思うが、成績は微妙な感じだ。それだけテキストを参照したからといって容易に解答が導き出せるわけではない。やはり事前にある程度理解を深めておくことが必要だと思う。

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 平成24年度第1学期の最後の砦は「市民生活の財産法(’06)」である。端的に言えば民法の財産法分野であり、法学部出身者としては落すわけにはいかない科目である。出題は通信指導問題及び自習型問題からもバランスよく出題されているが、それ以外の分野からの出題もあるので注意が必要だ。今回は、団体に関する法からの出題があった。社団法人、財団法人制度が改正され、今年度で経過措置が終了するため、非常に出題されやすい分野と睨んでいたのだが予想が的中した。
 

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 試験2日目のトップバッターは「現代東アジアの政治と社会(’10)」。隣国である中国、台湾、香港、朝鮮を扱うもので、講義内容は興味をもって学ぶことができた。試験も択一式で、印刷教材・ノートの持ち込みが可能であると安心していたのだが、試験問題を見て顔色が変わった。試験問題は5択問題で、いずれの設問も適切なもの又は適切でないものを選択させるのであるが、最後の選択肢が必ず「適切な記述は存在しない。」「適切でない記述は存在しない。」とされているのである。つまり、すべての選択肢を正確に吟味しなければ、解答を導き出すことができないのである。ひとつの選択肢に複数の要素が含まれていることもあり、解答している途中で時間が不足することが明らかになった。やむを得ず、テキストで確認をやめて、放送教材と印刷教材を読み込んだ知識のみで解答をし、時間いっぱいまでその回答を確認する作業に追われた。試験終了直前に、自分の解答の誤りを発見する有様で、初めて単位を落としたかもしれないと感じた。
 

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 本年度開講の「市民生活と裁判(’12)」は、「裁判の法と手続(’08)」の後継科目として設置されたが、「裁判の法と手続(’08)」が訴訟法の学問的要素が強い科目であったのに対して、「市民生活と裁判(’12)」は、ケースワーク方式の実務的な科目である。試験も印刷教材・ノート・六法の持ち込みが可能であるうえ、問題も良心的で単位を取得することはそれほど労力を要するものではない。それだけに法律に少しでも興味を持ってもらいたいという講師の意図が伺うことができる科目であった。
 


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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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