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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
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 2時間目の試験は本日最初の難関である「日本政治外交史」である。この科目が難関である理由は、持ち込み不可の記述式試験ということもあるが、そのような形式論以上に、講義やテキストが明確な回答を与えてくれるものではなく、ヒントを示唆してくれるに留まるからではないかと感じた。これは同じ政治学科目である「現代日本の政治」と比較して痛感したことだ。歴史的事実や政治家の経歴から、その人の政治指導、すなわちリーダーシップを読み取り、それを評価することは素人には容易なことではない。しかし、この科目ではそれを問われる。だから科目名に惹かれて政治や歴史に興味があるからという安易な気持ちで受講すると大変なことになる。しかし、本来の大学の講義というものは、高校までのように明確な解答が容易されている問題を解くのではなく、「日本政治外交史」のように自らが考えて解答を導き出すことが求められているのであろう。

 さて、「日本政治外交史」は過去問を確認すると、比較的バラエティに富んでいて、同じ問題が繰り返し出題される可能性は極めて低いと思われる。そこで、今まで出題されていない分野からの出題を予想すると、第6章宮中と政治、第12章政治と司法、第13条自治体と改革からの出題可能性が高いと予測される。幸いにも出題形式は、2問出題の選択制であるため、予想が当たる可能性は2倍になる。この辺りを重点的に準備をして試験に挑んだ。

 結果は、見事に予想が的中した。うろ覚えの記憶だが、出題は下記のようなものであった。

○中央政府のリーダーと地方政府のリーダーの選出方法の概要を述べ、それぞれのリーダーに必要とされる資質を比較して述べよ。
○日本国憲法と大日本帝国憲法について

 どちらの問題を選択しようか迷ったものの、最初に予想をしていた地方関係の問題を選ぶ。議院内閣制と首長制に触れて、派閥の調整能力や住民の支持について論じた。正直なところ論文の構成としてはお粗末で、内容も納得いくものではなかったが、まったく的外れの解答にはなっていないと思う。ただし、通信指導でも評価は厳しいものだったので、どの程度の評価が下されるかは気になるところだ。

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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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