category:社会と産業
今学期の最後の試験は「ジェンダーの社会学」である。持ち込み可能なうえ、ここ数年は最近のジェンダー問題について論じる出題が続いている。偶然にもインターネットのニュースで、厚生労働省の精神障害の労災認定の基準に関する専門分科会が、職場のセクハラが原因で精神疾患になった際の労災認定指針の報告書を取りまとめたとう記事を見たので、これをネタに1,000字の答案を用意しておいた。本番はこれを転記するだけで終了・・・のはずだったのだが、問題を開くと出題傾向が変わっていた。
○戦後における女性の社会参画の概要を述べ、少子高齢化を迎えるに当たって、どのようなジェンダー政策を講じる必要があるか述べなさい。
概ね上記のような内容であったと記憶するが、これでは用意した解答は役に立たない。「労働とジェンダー」に関連する内容なので、取り急ぎそのページを開き、あらかじめマーカーをしている箇所を拾い読みし、構想を考えながら答案作成を始める。正直なところ50分で1,000字の記述は神業に近く、何もしなければ時間が足りなくなることは明白だ。とりあえず、日本の女性の社会参画は、もともと世界でも非常に高いものであったが、1970年代以降の経済成長の中で、男女別の役割が与えられて、女性の社会参画を阻害するような構造となった。今後、少子高齢化を迎えて、日本の労働力は減少し、経済の衰退が懸念される。女性の社会参画を促し、労働力を確保することが必要であり、そのためには子育てを終えた女性の社会復帰を促す政策が必要であるという趣旨のことを殴り書きした。それなりに体裁は整えた答案にはできたと思うが、高評価は期待できそうにない。
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プロフィール
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はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属
2013年9月
社会と産業コース卒業
2015年9月
生活と福祉コース卒業
2017年9月
人間と文化コース卒業
2019年9月
自然と環境コース卒業
2021年9月
情報コース卒業
2023年9月
心理と教育コース卒業
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