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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
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 8月3日(土)の履修科目を検討する。生活と福祉コースからは、2時限目の「高齢者の生活保障('11)」、3時限目の「社会保険の現代的課題('12)」、4時限目の「公衆衛生('09)」、6時限目の「家族のストレスとサポート('08)」、7時限目の「欧米の社会福祉の歴史と展望('11)」が候補となる。

 内容を比較検討した結果、「子どもの生活と児童福祉('11)」と関連がありそうな「高齢者の生活保障('11)」と「公衆衛生('09)」が有力候補となる。「家族のストレスとサポート('08)」にもかなり未練があるが、1時限目の自然と環境コースの「動物の科学('09)」を履修することにして、今回は登録を見送る。自然と環境コースの単位を地道に稼いでいく戦略を優先した。「動物の科学('09)」は、開講年度からそろそろ改訂が行われるに違いがないが、履修制限がなければ自然と環境コースの専門科目として後継科目とダブルカウントしてもらうことも可能だ。単年度では開講科目の少ない自然と環境コースも長期的なスパンで見れば、30単位を修得するのはそれほど苦にはならないのではないか。まあ、数学系科目の単位を取得する自信がないので、理科系でなんとか30単位を揃えようという算段である。

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 2012年度第2学期の成績を確認したところで、2013年度第1学期の履修登録を行う。相変わらず社会人に配慮していない試験日程で、わざわざ試験期間中に土曜日が2回含まれているにもかかわらず、7月27日(土)は休校日になっている。土曜日に2回試験を行ってくれていれば、履修できる科目が増えたのに残念である。

 今回の日程では7月28日(日)と8月3日(土)が受験可能な日程である。専門科目以外の単位はすべて揃っているので、履修科目は専門科目からの選択となる。社会と産業コースの専門科目が2単位不足しているため、候補としては7月28日(日)の5時限目の「民法('13)」と、8月3日(土)の3時限目の「企業・消費者・政府と法('11)」となる。どちらも興味のある科目であるが、絶対に落とせない科目としては、前日に対策を講じることのできる「民法('13)」が取り組みやすい。仮にも法学部出身で民法は落とせないとの自負もある。

 名誉学生を目指すのであれば、他コースの専門科目もできる限り稼いでおきたい。鬼門となるのは開講科目の少ない自然と環境コースであるが、4時限目には、持ち込みが可能で平均点が80点を超えている「分子の科学('10)」が設定されており、これを履修しておかない手はない。

 また、現段階では、生活と福祉コースの専門科目が6単位履修済みとなっているため、次の入学候補は生活と福祉コースが有力である。生活と福祉コースの専門科目を調べてみると、6時限目に「在宅看護論('11)」がある。持ち込み可能で平均点が90点以上となかなかのオアシス科目だ。

 生活と福祉コース関連では3時限目に「子どもの生活と児童福祉('11)」も履修しておく。過去に児童福祉関係の仕事をしていたので多少の知識はあるので、取り組みやすいと感じたからである。

 1日4科目が妥当な科目数と考えるので、7月28日(日)の履修科目は上記の4科目とすることにした。

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 WAKABAで2012年第2学期の履修成績が公表された。公表開始時刻は0時であったが、眠ってしまって気が付いたのは1時20分頃。気を取り直してWAKABAにログインすると、すんなりと画面が切り替わった。

 繰り返しになるが、放送大学の履修成績は点数ではなくⒶ(100~90点)、A(89~80点)、B(79~70点)、C(69~60点)、D(59~50点)、E(49点以下)で評価されるという。60点未満は不合格だが、わざわざ50点代と49点以下を区別しているのは放送大学の特徴であろう。第2学期の結果は以下のとおり。


食品の安全性を考える(’08) Ⓐ
都市と防災(’08) Ⓐ

著作権法概論(’10) Ⓐ
社会技術概論(’12) Ⓐ
都市社会の社会学(’12) Ⓐ
行政法(’12) 
現代南アジアの政治(’12) Ⓐ

 
 
 第1学期に履修した「現代東アジアの政治と社会(’10)」のように再履修を覚悟した科目こそなかったが、「都市と防災(’08)」や「現代南アジアの政治(’12)」でⒶというのは幸運であったとしか言いようがない。試験を受けるからにはⒶを目指して取り組むが、結果がなかなか伴うものではない。2012年の履修科目は第1学期の7科目を含めて全14科目でオールⒶの偉業を今回達成することができた。2013年の第1学期もオールⒶで有終の美を飾りたいものだ。

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 放送大学の新たな試みとして、2013年度第1学期より新規開設科目の印刷教材の一部をPDF化による公開が行われることになった。ただし、PDFはダウンロードや印刷ができないようになっているので、あくまでも画面上で確認できるに過ぎない。公開の範囲は「まえがき」、「目次」、「第1章」、「第2章」となっている。あくまでも、履修登録の参考のための情報提供であるから、これでも十分な措置であるといえよう。

 さっそく、履修を検討していた「民法(’13)」の印刷教材を確認してみる。目次を確認すれば概ね内容は推測が付く。もちろん、それはシラバスでも同様の情報が得られるので真新しい情報とまでは言えないが。

 最後に印刷教材の読みやすさを確認する。覚悟してたとはいえ、やはり「民法(’13)」は、法学部生向けの記載内容となっていた。もっとも、債権法や物権法について、どこまで言及しているのかは確認できないため、一概には判断できない。

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 本日から平成25年度1学期の科目登録申請が開始された。しかし、平成24年度2学期の成績が確認できなければ、試験日程の関係上、平成25年度1学期の履修登録をすることができない。再履修であれば、平成25年度1学期の試験で当該科目の試験を受ける必要があるため、必然的に同じ時間帯に試験が予定されている授業は履修できないことになる。

 この問題に対しては、放送大学の学生間では有名な「裏技」によって履修情報を確認することができるとされている。具体的には、WAKABAから1学期の科目登録をするときに2学期に履修した科目を登録申請するという手法だ。当然のことながら、エラー表示がなされるのだが、このエラー表示が合格科目と不合格科目とで異なるというのだ。すなわち、「履修済みの放送科目は申請できません。」と出ると、合格している。一方、「履修中の放送科目は申請できません。」ならば不合格であるという。

 昼休みにスマートフォンで裏技を試してみたとこと、すべての科目が「履修済みの放送科目は申請できません。」と表示された。評価はともあれ、無事に単位を修得できたことに安堵する。いよいよ卒業が射程圏内に入ってきた。

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 平成25年度に創立30周年を迎える放送大学では、2月5日まで放送大学30周年キャッチフレーズを公募している。創立30周年の節目に在学しているのも何かの縁なので応募してみようと思う。

・募集要件
  テーマ:「放送大学30周年を迎えて」
  文字数:最大12文字程度
   ※応募点数に制限はありません
 
・応募資格
   放送大学学生および放送大学教職員

・応募方法
  以下の必要事項を明記してメールまたはFAXでご応募ください。
  ①氏名
  ②学生番号
  ③所属学習センター
  ④キャッチフレーズ
  ⑤キャッチフレーズに込めた思い(任意)

・応募締切日
   平成25年2月5日(火)18:00(必着)

・応募先 
   メール:30-kinen@ouj.ac.jp
   FAX:043-298-3629
   放送大学30周年記念事業事務局 キャッチフレーズ募集係

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 2012年度第2学期最後の試験科目は「行政法(’12)」。正直なところ、最も対策が不十分な科目である。今回は正月休みにさぼり過ぎたため、試験前に印刷教材の読み込みが十分にできなかった。それでも、昨日の試験後に未読であった「都市社会の社会学(’12)」を一気に読み込み、残りの時間で「都市と防災(’08)」の通信指導問題や自習型問題、過去問の確認に費やした。今日の昼休みと空き時間は「現代南アジアの政治(’12)」に注力。そんなわけで、本日の3科目は何とか乗り切ったのであるが、「行政法(’12)」だけは後手に回ってしまった。もちろん、「行政法(’12)」には対応できるとそれなりの自信があったからである。もともと法学部に在籍していたときは行政法のゼミに所属していたし、行政書士の有資格者という実績もあったからだ。しかし、最近の法改正は著しく、差し止め訴訟や義務付け訴訟など、知らないうちに新たな制度が誕生している。こういう実態を知ってしまうと、生涯学習は大事だと思う。過去の知識をいつまでも振りかざしていたら、それこど浦島太郎状態だ。

 さて、本題の試験であるが、出題数は10問。しかしながら、選択肢1問の文章が非常に長い。確かに読むのに抵抗があるが、文章が長くなれば長くなるほど判断材料が与えられると前向きに解釈すべきだ。文章の前半で正誤が判断できなくても、後半で判断できるようなことも多かった。ただ、注意すべきことは、「行政法(’12)」には、解答を2つ求める出題が3問程度まぎれている。もちろん1つだけマークしても不正解だ。実は、通信指導問題で、ことごとく2つを見落として散々な結果だったのだ。そこで、試験開始と同時に2つ選ばせる問題を先にチェックし、余白に大きな字で「2」と書き込んでおいた。これでケアレスミスは防げるわけである。通信指導問題や自習型問題、過去問は試験への挑み方を研究するうえでも非常に重要だと感じた。

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 効率的に単位を修得するためには、できる限り関連性の高い科目を履修するのが望ましい。社会と産業で言えば、ポイントとなる科目は社会学ではないかと思う。「社会学入門(’10)」、「都市社会の社会学(’12)」、「現代都市とコミュニティ(’12)」はもちろんのこと、基礎科目の市民と社会シリーズ3科目にも社会学関連の講義が含まれている。最初のうちは、社会学なんてさっぱり理解できなかったが、毎学期のようにワースや鈴木栄太郎、ボットの研究などを聞かされているうちにすっかり頭に定着してしまった。

 そんなこともあって、「都市社会の社会学(’12)」は満点ではないかと思う。さすがに「社会学入門(’10)」のように、通信指導問題や自習型問題からそっくりそのままの出題はないが、基本的にこれらの問題や過去問の対策を講じておけば、十分対応できるのではないだろうか。
 

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 前回、「現代東アジアの政治と社会(’10)」で痛い目にあっていたので、政治学関連の科目はかなり警戒していたのであるが、やはり「現代南アジアの政治(’12)」も手強い出題であったと思う。

 出題数は10問であるが、インドとパキスタン関連の問題が主流で、その他の地域からの出題は皆無であった。スリランカを直前に確認していたのに肩すかしをくらった。インド北東地域に該当しない州を選択させるなどマニアックな問題も見受けられた。西ベンガル州が北東地域に含まれるのかどうかは、シッキム州とかなり判断に悩んだ。

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 大変失礼ながら、目黒教授と村尾准教授のコンビは、山田ルイ53世とチュートリアル福田を連想してしまう。もちろん、内容は真面目に防災の講義が展開さえるわけであるが、お笑いコンビの講義と思い込むことで、リラックスして放送教材をこなすことができた。

 出題数は15問とやや多めだが、選択肢の文章が短いのであまり気にならない。1問目からいきなりイラストを用いた出題で意表を突かれたが、印刷教材に記載されているイラストなので、印刷教材を読んでおけば対応は可能だ。ただし、正直なところ、明確な自信を持って解答できた箇所が少ないので、成績はあまりよくないであろう。

 提出直前にマークシートを確認したら、科目名が空欄になっていることに気付いた。試験の度に同じ注意事項が繰り返され、漫然と聞き流していたが、気を付けないと取り返しのつかないことになってしまう。
 

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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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