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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
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 地域別の受付を済ませて会場内へ入る。もちろん近畿地区では一番乗りであった。座席は地域ごとにブロックが指定されており、近畿はステージに向かって右前方の1階席となっていた。最初は最前列に陣取ってみたが、ステージを少し見上げるような感じになり、1時間もステージを見上げていたら首が痛くなりそうだ。5列目ぐらいがステージと同じ高さぐらいであったが、早くから並んで後方に座るのももったいない気がして3列目に陣取ることにした。

 受付で渡された資料によれば、2013(平成25)年度卒業・修了者数は、教養学部で4,418名(第1学期1,632名・第2学期2,786名)、大学院で1,641名(第1学期1,641名・第2学期3,097名)とのこと。卒業率がどの程度のものなのか不明だが、通信制大学の卒業者数としては驚異的な数字だ。

 卒業生は10時40分までに着席するように事前に指示が出ていたが、すし詰め状態の関東ブロックに対して、近畿ブロックはまだまだ空席が目立っていた。わざわざ学位記授与式のために東京まで足を運ぶ人は少ないのであろう。それでも、北海道や沖縄からも出席する学生と比較したら、物理的な支障は少ないはずである。新幹線を利用すれば日帰りも十分可能なのだ。

  
 11時前に来賓が壇上に並んだが、今年は文部科学大臣の姿はなかった。ここ数年は必ず出席していたのに残念である。文部科学省、総務省とも政務官の出席であった。開式の辞に続き、国家演奏。国家斉唱ではなく、国家演奏というのは思想・良心の自由への配慮か。実際は演奏ではなく、斉唱になっていた。

 
 来賓紹介の後、卒業証書・学位記授与と続く。いつもながら、学生代表はどのように選考しているのだろうかと疑問に感じる。成績優秀者なのだろうか。


 学長式辞では、今日ぐらいは自分を褒めてあげてくださいという話があったが、個人的には放送大学を一度卒業したぐらいでは、そのような心境にはとてもなれない。グランドスラムを達成した名誉学士が続々と誕生しているだけに、名誉学士の称号を得て、初めて自分で自分を褒められる域に達すると言えよう。まだまだ志し半ばである。また、放送大学はリベラルアーツを学ぶところだという話があった。リベラルアーツの重要性は、実際に放送大学で学習して痛感したところである。

 
 続いて来賓祝辞。文部科学大臣政務官、総務大臣政務官、同窓会連合会会長と来賓挨拶が続くが、来賓挨拶は1名で充分というのが出席する学生の本音ではなかろうか。


 卒業生・修了生謝辞では、それぞれ修士課程・博士課程に進学する人が選ばれていた。向学心の高い学生が選ばれているようだ。

 
 学長表彰では、名誉学士の他、放送大学優秀授業賞が今年度から創設され、臼井永男教授の「運動と健康(’13)」が表彰された。基礎科目なので、残念ながら今後も受講する予定はない。

 
 ラストは学歌斉唱。こちらは学歌演奏ではなく学歌斉唱となっている。放送大学神奈川学習センターの合唱団のコーラスに合わせての学歌斉唱を行い、学位授与式は終了した。

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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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