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大学を2度中退した脱落者が放送大学の名誉学生を目指す物語
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 「和歌の心と情景(’10)」の後継科目であるが、科目名が異なることからもわかるように、まったくの別科目扱いであり、授業内容も扱う和歌もすべてリニューアルされている。島内景二教授が楽しそうに講義を行っているのは相変わらずである。

 単位認定試験は、持ち込み可能で択一式が10問。すべて印刷教材を参照すれば正解は導き出せる。新設科目のためか、通信指導問題や自習型問題を改題した出題がみられたが、同一問題ではないため、解答や解説の丸暗記では対応できず、印刷教材での確認が必要となる。和歌については、印刷教材の巻末に初句索引があるので活用すると効率化が図れる。この初句索引のおかげで、「日本の文学物語(’13)」では、試験時間をすべて使い果たしたのに対し、「和歌文学の世界(’14)」では、30分で退出することができた。


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 放送大学の専門科目では、鉄板のオアシス科目である。印刷教材の持ち込みが認められているうえ、その場で印刷教材を参照すれば、必ず正解を導き出すことができる。ただし、過去問や通信指導問題とまったく同じ問題を出題しないことが特徴で、試験時間中は印刷教材と首っ引きで問題用紙に挑まなければならない。事前にまったく勉強をしていなければ、該当の記述箇所を見付けるのに時間を要し、時間不足になった受験生もいるのではなかろうか。

 しかしながら、個人的にはオアシス科目という理由だけではなく、島内景二教授が本当に楽しそうに授業を行っているため、古典文学が面白いものだと錯覚してしまうところにこの科目の魅力がある。かつて、「不倫は文化だ!」という発言をしてバッシングを受けた俳優がいたが、古典文学を学べば不倫は日本の文化と言えるのではないかと真剣に言いたくなる。禁断の愛とか、昼ドラよりもドロドロとした人間関係を描いている作品が実に多い。これも源氏物語の影響なのであろうか。

 大学受験のために、タイトルと作者だけを詰め込んでいた文学作品も今さらながら内容を垣間見ることができて、タイトルから想像していた内容とかけ離れていたりと驚きも多い科目であった。大学受験生にもお薦めできる科目である。


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 「博物館経営論(’12)」は、過去問の分析から比較的同じ問題が使いまわされていることがわかる。したがって、基本は過去問対策で良いのだが、選択肢の言い回しが微妙に変えられて正誤が過去問とは、逆転しているようなケースもあるので注意が必要な科目である。

 2014年度第1学期の出題数は12問であるが、「博物館経営論(’13)」とは異なり、純粋な択一式の出題である。過去問対策で正解を導き出せる問題も多いが、それだけで満点を取らせてくれるほど甘くはない。博物館関連の科目は、比較的平均点が高いが、本日受験した「博物館経営論(’13)」は、2013年度第2学期の平均点が63.3点、「博物館教育論(’12)」は71.7点となっており、相応の準備が求められる科目である。


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 「博物館経営論(’13)」の出題数は択一式の10問と思っていたが、問2、問5、問9の3問以外は、誤ったもの又は正しいものを2つ選ばせる択二式の出題であった。当然、2つ選べて正解になるので難易度は、単純な択一式と比較すると格段にアップする。しかも微妙な選択肢の表現が多い。解釈次第で正しいとも誤りとも言えそうな具合だ。

 例えば、問6の指定管理者制度に関する出題であるが、「指定管理者制度に移行した際、管理委託制度時に博物館を運営していた組織が指定管理者の選考に敗れた場合の組織解散や人員整理の問題がある。」という選択肢が存在する。文末が「問題があった。」であれば迷わず正しいと判断できるのであるが、「問題がある。」という現在形が引っ掛かる。そもそも管理委託制度は指定管理者制度導入と同時科目に廃止された過去の制度であるため、現時点では、管理委託制度時に博物館を運営していた組織が指定管理者の選考に敗れて組織解散や人員整理の問題が生じることはないのである。

 試験時間は終始このような出題に悩まされながら、他の選択肢との比較考量しながら解答を導き出すことを強いられた。それなりに準備をして挑んだ試験であったが、結果はどうなるかわからない。


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 人間と文化コースの科目としては、初めての挑戦となるが、馴染みのない「和歌と心の情景(’10)」を履修した理由は、平均点が高いからという動機であったが、講師が楽しそうに講義をしているので、学生もついつい和歌の魅力に惹きこまれてしまうのではないか。高校時代の古文は、文法をくどくどやるので、和歌そのものを純粋に解釈したり、楽しむという余裕はなかったと思う。作者の生い立ちや境遇を考えながら、和歌を吟味すると随分と奥深い。

 出題形式は択一式で10問。過去問対策を念入りにしたつもりだが、基本的には過去の出題していない和歌が狙われて出題されるようだ。もっとも、持ち込みが可能なので慌てる必要もなく、過去問対策で絞れる選択肢も多い。時間切れを覚悟していたが、意外にも早く解答を終わらせることができた。収録後にお亡くなりになられた杉浦克己先生の担当分野からの出題は、近年は見合されていたようであるが、今回も同様の措置であった。もっとも、本年度で閉講になり、来年度からは科目名が改められる。ただ、主任講師の変更はないようなので、持ち込み可能の試験を実施してくれるのであれば、新設科目を履修してもいいかなと思う。

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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
自己紹介:
京都学習センター所属

2013年9月
社会と産業コース卒業

2015年9月
生活と福祉コース卒業

2017年9月
人間と文化コース卒業

2019年9月
自然と環境コース卒業

2021年9月
情報コース卒業

2023年9月
心理と教育コース卒業

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